「藤沢今昔」(6)国道134号沿線の移り変わり
「藤沢今昔」~国道134号沿線の移り変わり | ||
「昭和の藤沢」の写真と現在の様子を撮った写真を対比した「藤沢今昔」シリーズの第6回目は、片瀬海岸~辻堂海岸に至る国道134号沿線の変貌です。なお、「昭和の藤沢」は、藤沢のアマチュア写真家・故渡邊廣さん撮影の写真と、電子博物館みゆネットふじさわ経由で閲覧した写真(藤沢市所有)を掲載させていただきました。 国道134号・片瀬橋方向 | ||
昭和36年3月 平成21年9月 令和2年3月 | ||
引地川河口に架かる鵠沼橋周辺 「湘南遊歩道」と呼ばれていた時代です。写真手前右側が渚橋、奥のやや左に見えるのが鵠沼橋で、共に昭和10年に竣工しました。鵠沼橋は、平成2年の台風の影響で倒壊し、平成6年3月現在の橋に建て替えられました。旧鵠沼橋で使用していた石造りの親柱は、橋のたもとにある橋詰広場に記念碑として残されています。 | ||
昭和11年撮影 | ||
平成21年9月 旧鵠沼橋の親柱 令和2年3月 | ||
鵠沼橋を渡り引地川河口の近くにあった鵠沼プールガーデン横の道路 | ||
昭和34年1月 平成21年9月 令和2年3月 | ||
鵠沼海岸4丁目と辻堂海岸4丁目との境界付近 湘洋中学校前の歩道橋が設置されている付近の写真です。防風、防砂の松林がよく茂っているのは現在と変わりません。現在、国道134号は片瀬海岸から茅ケ崎柳島までが4車線化されており、相模川にかかる湘南大橋は4車線化の工事中です。この写真の場所から茅ケ崎寄りにある辻堂海浜公園付近の134号は、約2kmにわたるセパレート区間で、保安林の中を東西に向かう車線が別れて走るので、緑の中を滑るように通り抜ける快適で、湘南らしいハイセンスな雰囲気を味わうことが出来ます。 | ||
昭和38年5月 平成21年9月 令和2年3月 | ||
(初掲載 2009-09-21・更新 2020-03-05) |