えのぽサポーターズクラブ交流会20120627　熊坂先生講演会U-stream

えのぽサポーターズクラブ　2012年度　第1回交流会　熊坂賢次氏講演会
　U-stream配信　（2012年6月27日）

6月27日（水）藤沢産業センターで、えのぽサポーターズクラブ交流会・講演会が行われました。
「おしゃべりなロングテールの時代」のテーマで慶応義塾大学　環境情報学部教授　熊坂賢次先生に講演していただきました。

おしゃべりなロングテールとは？　
対極はサイレントマジョリティ。サイレントマジョリティからおしゃべりなロングテールに至る時代の変化を私達に判りやすく具体的に講演してくださいました。

「1950年代は貧しい時代では人は皆サイレントマジョリティであり「耐える」がキーワードでした。
1970年台になると産業化が進み、社会が豊かになり、人々は「夢をみる」事ができるようになり、「頑張る」がキーワードになりました。
1990年代に入ると、インターネット、携帯電話を使うようになり、人は自分の満足を求めるようになり、ライフスタイルを楽しむ消費社会の時代に入りました。
現代・2010年代まで情報化社会が更に進みましたが、日本は阪神淡路大震災や東北大震災を経験し、ボランティア・NPOが新しいものとして出てきた時代です。自分だけではなく、他の人との関係を求め、社会はネットワーク化・ボランティア化し「尽くす」がキーワードになって来ました。社会に発言できる「おしゃべりな」、多種多様な情報の中から自分で選択できる「ロングテール」の時代を迎えました。
この社会を構成する主要なメンバーが団塊の世代である私達です。少子高齢化がすすみ、次の時代は第2段階の「耐える」時代になっていきますが、現在の社会の仕組みのままではうまくいかないことがわかっています。
シニアと呼ばれる世代が、時代に求められるテクノロジーを使い、社会とのネットワークの関係性を保つ新しい高齢化社会を作る事ができれば、日本は高齢化社会のモデルとなるでしょう。」

詳しくはアーカイブを御覧ください。


梶原会長の挨拶で始まりました	えのぽのリニューアルについて竹内技術リーダーからの説明

40人以上の方にご参加いただきました	講演会後の懇親会