湘南大庭地区は、1967年度からの開発事業で、学校や市民センター、ショッピングセンターを備えた湘南ライフタウンとして、近代的な街並みに整備され、緑地や道路が配置されています。
地区探訪(その7)湘南大庭地区
藤沢市内のいろいろな地区を順に紹介していきます。第7回目は、湘南大庭地区を取り上げました。 湘南大庭地区は、1967年度からの開発事業により、それまでの谷戸と丘陵からなる地区が、学校や市民センター、ショッピングセンターを備えた湘南ライフタウンの開発により近代的な街並みに整備されました。
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典型的な街並みと道路の配置 |
大庭トンネル1986年に開通。大庭地区がずっと近くなった。
トンネルを抜けると・・・・・ライフタウンが広がる
【里山の緑】
台谷戸稲荷の森。幹回り6mのタブの木は市指定天然記念物。樹高18mあったが老朽化で大枝 が折れてしまった。大きな鉄の柱で支えられている。
台谷戸の風景。少し下の県道43号線をくるま がビュンビュン走っているはずだが、辺りはとて も静かだ。
台谷戸公園。開発時谷戸の地形を生かした公園。公園全体が傾斜地にあり、大きな滑り台が特徴の都市公園。
【公園】
裏門公園、バードウオッチング用の窓。大庭城の裏門が地名になって残っている。市民センター向かい。
裏門公園の中を覗き込む。遊水地になっているが普段は入れない。野鳥などを見るだけ。
二番構公園、流水路が特徴。城の構えの名残を残す地名。北部医療センターに隣接する。
遠藤公園、画面奥に少年野球場、右手にテニスコート。少年たちの歓声が響いていた。
大庭台墓園。広い園内は四季折々花で一杯、ウォーキングも楽しめる。
【大庭城址公園】
大庭城址全景。資料によれば、左下(北西)に裏門・二番構の地名が見える。城内には深い空濠の跡が残っている。
空濠跡。濠は深く、急傾斜だったことが判る。今にも深い林から武者が飛び出しては来ないか・・・・・・・。
公園の中心となる大芝生広場も、もともとは深さ2mほどの空濠の跡だった。
大庭城を巡る壮大な歴史ロマンは、「藤沢市立大庭小学校PTA」による「大庭の歴史・親と子による郷土誌(1985)」に詳しい。その他の資料を基に、大庭の緑と公園の紹介を中心に地区紹介とした。
Arbol Viejo