第16回「湘南ねぶた」は25・26の両日、小田急六会日大前東口で例年どおり催されました。人出は参加する人・見る人で沿道が埋め尽くされ大賑わいでした。出し物は盛りだくさんで、活気に満ち満ちたお祭りでした。

 【 会 場  と 催 し 】

                         会場と運行コース　　　　　　　　　                     　　　　　　　　　駅前公園の屋台（夜店） 

【 祭 の 開 式 】 

【 湘 南 ね ぶ た の 由 来 】 

平成７年、それは地元の長老と皆で酒を飲み交わしているときに始まった。「この辺りは大きな祭がない、馬鹿踊りでも何でもいい、車を通行止めにして驚くようなものをやったらどうか」と。 「そうですね、何かやりたいですね」と皆答えた。 年を越し、その後もそんな話が何回か持ち上がった。 よし、やろう。
で、何をやるか。 どうせやるなら日本でトップクラスのものがいい。 よさこいか、阿波踊りか、山車・曳山か、神輿か、七夕か………　みんなで力を合わせられるものがいい。作り上げられるものがいい。そういうことをいろいろと考えているうちに、ねぶた囃子がふと思い浮かんだ。
そうだ、ねぶたがいい。そう言ったところ、「俺、青森の出だよ」と仲間の佐藤が答えた。それは都合がいい。すぐその夏、５人のメンバーで青森に飛んだ。青森市観光協会に相談を持ちかけた。答えは「難しいでしょう」だがそれで、諦めはしなかった。そうこうして秋も深まるころ、何回も観光協会へ足を運んでくれていた佐藤の兄から、ついに助言・協力を得られるという知らせが届いた。翌年の春、青森市篠田町を訪れ具体的な打ち合わせをし、その夏の青森ねぶた祭本番に当方のものも参加し篠田町の皆さんと一緒にねぶたを曳くこと、本番が終わったら直ちにそのねぶたを11ｔ車２台で持ち帰ること、当方での催行には青森より人的な指導・応援も得ることが約束された。
かくして平成9年8月23日湘南ねぶたの初日を迎えることができました。　それから16回、毎年続けることも簡単ではありませんが皆さまの情熱が下支えになり現在に至っています。　　　　　　　　　　　（湘南地域振興会　会長 大久保 隆 氏 寄稿文の抜粋） 

【 ね ぶ た 運 行 】 

2012　独眼　伊達政宗　ねぶた

                                              ごどもねぶた　３基運行　　                           　　　　　　　　秋田から「なまはげ」闖入？ 

祭り・催しは、見て・参加して楽しいものである。それ故に人は集まる。しかしその背後には、ねぶたを作る人がいて、事前に支度をしてくれる人がいて、ねぶたを見ることのできない路地で交通警備を引き受けてくれる人がいて祭は成り立っている。　それが裏方（ボランテア）です、関心を持って下さい。