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趣 味・歴史

秋の星座と天体

2021年11月19日  (Sukesan)
秋が深まり、夜はかなり寒くなってきましたが、秋の夜空にも美しい星々が輝いていますのでご紹介します。
11月中旬の夜8時ころ、天頂付近には大きな四角形が見えますが、これが「ペガススの四辺形」です。そこから東側にいくつかの星が連なっている辺りがアンドロメダ座で、ここには有名な「アンドロメダ銀河」があります。
またその両隣のさんかく座とペルセウス座にも有名な天体があります。 
Star 1アンドロメダ銀河(M31)2021年11月11日撮影
我々の銀河系(天の川銀河)を含む「局所銀河群」の中の親分というべき銀河です。光の速度でも230万年もかかる遠い距離にありますが、大きさが銀河系の2倍ほどもあるので、見た目の直径が満月より大きく、肉眼でも見つけることができます。 大きな天体なので撮影には倍率が低い望遠鏡が適しており、この写真では全体像が写っていません。大きなM31の両脇には伴銀河が2つ控えており、右側がM32で左側がM110です。
  
Star 2さんかく座銀河(M33) 2021年11月11日撮影
これも同じ局所銀河群に含まれる銀河で、250万光年の距離にあり、大きさは銀河系よりも小さめです。アンドロメダ座の隣のさんかく座にあり、アンドロメダ銀河との距離は75万光年です。 銀河の上方向から見る角度なので光が淡く、肉眼で見つけるのは難しく、望遠鏡でもぼんやりとしか見えませんが、時間をかけて撮影すれば見事な姿を捉えることができ、渦巻き構造とその中に浮かぶ赤みがかったガス星雲が認められます。
 Star 3二重星団(NGC869・NGC884) 2021年10月3日
撮影 ギリシャ神話で、窮地のアンドロメダ姫を救ったのが勇士ペルセウスですが、夜空でもペルセウス座はアンドロメダ座の隣にあります。 このペルセウス座には明るい星団が二つ並んでいる「二重星団」があります。銀河系内の星の集団で、それぞれ300個ほどの星で構成されています。肉眼でもぼんやりと存在を確認できますが、望遠鏡で覗くと目が覚めるような美しさです。

Star 4エッジオン銀河(NGC891)2021年11月12日撮影
アンドロメダ銀河やさんかく座銀河よりも遠方にあるため、見た目は小さめですが、望遠鏡で見るとなかなか見ものの銀河です。真横から見るかたちで「エッジオン銀河」と呼ばれます。我々の銀河系も真横からみるとこのように見えることでしょう。
 
 これらの写真は、つい最近、湘南地域(平塚市)の自宅ベランダから撮影したものです。街の光があるので肉眼では暗い星は見えません。
最近の望遠鏡やカメラは高性能で、見たい天体を指定すると自動的にその方向に向いてくれ、天体専用カメラをパソコンで制御することで、街の光の中でもこのような写真が撮れます。真冬の寒い時期は、温かい室内でパソコン画面に映る天体を眺めて楽しみます。Star 5

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