趣  味
 

enopo top moji

趣 味・歴史

藤沢の野鳥歳時記⑨ひよどり

2021年12月07日  (itazu)
藤沢で出会った野鳥を紹介してゆきます。今回は、ひよどり(鵯)です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
<鳴き声が和名の由来>

ひよどりは、もっとも身近にみられる野鳥です。「ぴいーよ、ぴいーよ」と甲高い声でやかましく鳴き、うるさく感じている人が多いと思います。
この鳴き声が、ひよどりの和名の由来です。
頬が赤く頭がぼさぼさで、桜の蜜を吸って花粉をくちばしにつけて、受粉の仲介役を果たしています。
秋冬は、木の実など食べ、千両や万両など庭の実を食べによくやってきます。
2
<餌場を求めて大群で移動>

繁殖期以外は群れで生活し、秋の渡りの時には、大群になります。藤沢でも近くの餌場を求めて、江ノ島島内と片瀬の陸地の間を群れで移動しています。その際、ハヤブサの攻撃を避けるため、ヒヨドリ群れは急降下して海面ギリギリに飛行します。左の写真は、藤沢の野鳥写真家の福岡さんの撮影ですが、時に、ハヤブサがヒヨドリの群れに突入するシーンが見られるそうです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
<ひよどりは日本準固有種>

ひよどりは、日本列島や朝鮮半島など東アジアのきわめて限られた地域にしか生息しない日本準固有種で、欧米のバードウオッチャーには珍しい存在で、日本へ来た実感が持てる鳥だそうです。

鵯(ひよどり)のこぼし去(い)ぬる実あかき 蕪村


参考資料)日本野鳥歳時記(ナツメ社) 野鳥(山と渓谷社) ウイキぺディア   俳句月別歳時記(博友社)
 

記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2021年12月12日