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趣 味・歴史

藤沢の野鳥歳時記⓳ムクドリとハッカチョウ

2022年8月4日  (itazu)
藤沢で出会った野鳥を紹介してゆきます。今回は、ムクドリとハッカチョウです。
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糞や騒音被害で社会問題化(ムクドリ)


ムクドリは椋鳥と書き、椋木の樹洞に巣を作るから名づけられたといわれます。
しかし、生息環境の変化により都市に適応して大量に増殖するようになり、夕方に群れが集まって街路樹などに大きな集団ねぐらを作り市民を困らせています。
また「ジェル」「チツ」「ギュ」「ギル」などとちょっと耳ざわりな鳴き方で音量が大きく、糞や騒音被害で社会問題化しています。

田舎者集団と揶揄される


文化的にも、一茶の俳句に
「椋鳥と人に呼ばれる寒さかな」
とあるように、田舎から江戸に出稼ぎに出てくる田舎者集団という意味合いで「椋鳥」とよんで揶揄されていたそうです。

小さなカラスのような鳥(ハッカチョウ)


ハッカチョウ(八哥鳥)は、ムクドリによく似た小さなカラスのような鳥です。
めったに見かけませんが、私も、ムクドリのいる芝生で、たまたま見かけました(写真左)。
全身黒色で、翼に大きな白い斑点があり、頭部前方に冠羽があるのが特徴です。
外来種で、小九官鳥ともいわれ、物まねをする習性があるようです。
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さえずりが美しく、おめでたい鳥


中国、インドシナが原産で,江戸時代に輸入され、八哥鳥に哥(うた)の字があるように、さえずりが美しく、羽を広げると、八の字に見えるしろいもようが末広がりでおめでたい鳥と好まれたようです。
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陶器や壁画などに江戸時代の画家、伊藤若冲のもこのんで描いたようです。

写真左(上下)は、野鳥写真家の福岡氏の撮影によるもので貴重な写真です。

参照資料:ウィキペディア、「散歩で楽しむ野鳥の本」(大橋弘ー山と渓谷社)他)
 
 

記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2022年8月4日