白旗神社 湯立神楽白旗神社に伝わる湯立神楽は江戸時代から受け継がれて来ました。12座すべての座が見られ、神職舞が特徴です。
白旗神社 湯立神楽
2017年11月 3日 (hiramechan)
白旗神社に伝わる湯立神楽は江戸時代から受け継がれて来ました。12座すべての座が見られ、神職舞が特徴です。大我麻(釜)に熱湯をたぎらせ湯華(湯玉)の立ち上りでその年の吉凶を占います。今年も、10月28日に藤沢湯立神楽保存会の会員が出向奉仕して行われました。
境内に5色の紙垂(しで)と竹で作られた天蓋(てんがい)を飾った斎場を作り、産土神(氏神)、火の神、水の神をお招きします。そして大釜に水を満たして火を焚き、熱湯をたぎらせ湯立の結晶(湯花)を受けることで災を除き、福を招くと言われています。
境内に5色の紙垂(しで)と竹で作られた天蓋(てんがい)を飾った斎場を作り、産土神(氏神)、火の神、水の神をお招きします。そして大釜に水を満たして火を焚き、熱湯をたぎらせ湯立の結晶(湯花)を受けることで災を除き、福を招くと言われています。
2.初能(はのう)(★)
7.掻湯(かきゆ)(★)
2.初能(はのう):宮司が左手に広げた扇に洗米をのせ、右手に鈴を持ち四方にお米をお供えして、諸々の霊を和め清める舞です。11座の剣舞とともに宮司が舞うことになっています。
7.掻湯(かきゆ):煮えたぎった湯釜を御幣で掻き回すと、渦巻きが生じて湯玉が飛び散ります。古くはこの湯立ちによってその年の吉凶を占いました。湯立神楽を象徴する舞です。
7.掻湯(かきゆ):煮えたぎった湯釜を御幣で掻き回すと、渦巻きが生じて湯玉が飛び散ります。古くはこの湯立ちによってその年の吉凶を占いました。湯立神楽を象徴する舞です。
9.湯座(ゆぐら)・笹の舞(ささのまい):2人の舞手が笹の葉で四方を舞い鎮めた後、交互に大釜に向かい、熱湯を笹に浸して参列者の頭上に散らし掛けます。このしぶきを浴びると災難病魔を祓い除けると言い伝えられています。祈祷殿の右端に見えるMC GUUJI(宮司さん)の解説がわかりやすくて、楽しめました。
10.射祓(いはらい・または弓祓)
12.毛止幾(もどき)
10.射祓(いはらい・または弓祓):四隅に矢を放ち悪霊を退散させます。最後に正面(神前)に矢を放ちますが、悪霊がいないため矢は消えてしまいます。放たれた矢を授かると開運招福・息災延命になると伝えられています。
12.毛止幾(もどき) :「黒面の山の神がしゃもじを持って現れて、天狗の真似をしたり滑稽な仕草をする『もどき』で、参拝された皆さんには、心をほどいて帰宅していただきたい。」という宮司さんのことばが響きました。
12.毛止幾(もどき) :「黒面の山の神がしゃもじを持って現れて、天狗の真似をしたり滑稽な仕草をする『もどき』で、参拝された皆さんには、心をほどいて帰宅していただきたい。」という宮司さんのことばが響きました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
斎場に取り付けられた紙垂(しで)をいただいて家に飾ると厄除けになると聞きましたので、早速、神棚替わりの棚のコーナーに加えました。諸々の災いをよけてくれることを期待します。
今年は小雨模様の中、舞は舞台を使わずに祈祷殿にて行われ、参拝者はテントの中で湯を受けました。
(★)マークの画像は、神社のHPよりご提供いただいています。白旗神社のHPはこちら
今年は小雨模様の中、舞は舞台を使わずに祈祷殿にて行われ、参拝者はテントの中で湯を受けました。
(★)マークの画像は、神社のHPよりご提供いただいています。白旗神社のHPはこちら
2018年6月10日