認知症カフェをご存知ですか?認知症は誰もが関わる可能性のある病気。正しい知識と適切な対応・支援をすることで、その人らしい生活を続けることが
認知症カフェをご存知ですか?
2018年 7月17日 (hiramechann)
認知症は、誰もが関わる可能性のある身近な病気であり、正しい知識と適切な対応・支援をすることで、認知症になってもその人らしい生活を続けることができることがわかってきました。
病気にかかってしまった方やそのご家族、関心のある方々が気軽に参加できて、楽しく語り合える場が「認知症カフェ」です。藤沢市には十数か所の「認知症カフェ&交流会・家族会」がありますが、その中の1つ、市主催「えのカフェ」に参加しました。
病気にかかってしまった方やそのご家族、関心のある方々が気軽に参加できて、楽しく語り合える場が「認知症カフェ」です。藤沢市には十数か所の「認知症カフェ&交流会・家族会」がありますが、その中の1つ、市主催「えのカフェ」に参加しました。
藤沢市役所 本庁舎の5階 市民ラウンジで行われた会場には、認知症サポーター・おれんじサポーターや一般の方が25名ほど集まり、自由な意見交換をするテーブル、小さなマスコットを作るテーブル、個別相談に乗っていただくテーブルができていました。相談員がいるので、実際に悩みを抱えている方がゆっくり話をすることも、身近な方との付き合い方や、サポーターになろうと思っている方の相談など、自由な会話ができます。
どのテーブルに座ってもいいのですが、わからなければ職員に聞くと、その方にあったと思われるところを案内されます。出入りもテーブル移動も自由です。介護をした経験を活かしたいとサポーターになった方、高齢の夫婦二人の生活なので色々な情報を得たいという方、様々な日常の話が飛び交っていました。そんな中、相談員さんのお話が印象的でした。「夕方になるといつも出掛けてしまう男性。実は、奥様が外出された時、雨が降ると傘を持って迎えに行っていたので、それが徘徊と言われる原因になっていたそうです。」ちょっと涙が出るお話ですが、つまり問題行動と言っても、理由があるということです。周りの人は、理解することがとても大切なのだと教えられました。
おれんじサポーターさんが情報交換をしながら、オレンジ色のマスコット(写真上)を作っていて、参加者にお土産として配られました。
1階のラウンジに、展示コーナーがあり、えのカフェの様子を説明する掲示や、様々な資料が置かれていて、市民の方が一つ一つ手に取って選んでいました。
「知ってあんしん 認知症ガイドブック(認知症ケアパス)」は、ホームページにPDFで掲載されていますので、ダウンロードすることが可能です。とてもわかりやすい内容で、日ごろの色々な場面で役立つことが多いと思いました。夏休みには、子供向け認知症サポーター養成講座を児童クラブなどで行なうそうです。詳しいことは、地域包括ケアシステム推進室 電話 0466-50-3523 までお問い合わせください。
「知ってあんしん 認知症ガイドブック(認知症ケアパス)」は、ホームページにPDFで掲載されていますので、ダウンロードすることが可能です。とてもわかりやすい内容で、日ごろの色々な場面で役立つことが多いと思いました。夏休みには、子供向け認知症サポーター養成講座を児童クラブなどで行なうそうです。詳しいことは、地域包括ケアシステム推進室 電話 0466-50-3523 までお問い合わせください。
認知症は、脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりすることにより、日常生活に支障のある状態のことを言います。原因によっては、早期に発見して適切な対応をとることで治療につながることや進行を抑えることが可能です。認知機能が低下することで、いろいろなことがわからなくなっているようでも、その人らしさや感情がなくなっているわけではありません。かかわり方次第では介護者を悩ませる周辺症状の多くを和らげることができます。【認知症ガイドブック(右写真)より引用】
2018年7月17日