藤澤浮世絵館見学12月19日に湘南温知会主催で「こんにちは!藤沢塾です」を利用した藤澤浮世絵館見学を行ないました。
湘南温知会主催の『藤澤浮世絵館見学』
2018年12月27日(取材・記事:Tanbakko))
12月19日に藤沢市生涯学習出張講座「こんにちは!藤沢塾です」を利用して、藤澤浮世絵館を見学しました。藤沢市生涯学習出張講座「こんにちは!藤沢塾です」は、藤沢市の職員が出向いて、行政の取り組み、行政の所有する情報や専門知識などの話をとどける生涯学習システムです。今回は、直接藤澤浮世絵館を訪問してお話しをうかがい、展示作品の見学を行ないました。
藤澤浮世絵館は2016年7月にオープンし、2年半が経過しました。入場者数は順調に増えて、現在では2千人/月(平均)が訪れています。前回の「3D浮世絵 歌舞伎組上燈籠の世界」は好評で3千人を超える来場者がありました・リピーターを確保するとともに新たな来場者も開拓して100人/日を目標としているとのことでした。
藤澤浮世絵館の学芸員から説明をうける
藤澤浮世絵館では「東海道五十三次コーナー」「藤沢宿コーナー」「江の島コーナー」「企画展示コーナー」の4つのコーナーを設けています。企画展示コーナーでは、毎回の企画に合わせて藤沢市の民俗資料なども展示し、多様な郷土文化が楽しめるコーナーにもなっています。
また、講座・講演やワークショップなどにも力をいれています。なかでも「浮世絵のすり体験」は海外からの訪問者にも人気があります。
交流スペースには、絵解きタッチパネル・双六テーブルがあり、また浮世絵版画の制作手順のパネルコーナー、藤沢市の郷土の歴史や浮世絵・江戸文化を紹介する図書の閲覧コーナーなどもあります。
藤澤浮世絵館の館内を説明したパンフレット
藤澤浮世絵館の概要説明を学芸員から受けたあと、12月18日から始まった新しい展示を学芸員の説明を受けながら見学しました。今回の展示のテーマは「広重の竪絵(たてえ)東海道勢ぞろい」。歌川広重の「五十三次名所図会」を日本橋から京まで一挙に展示されています。今回の展示は従来とは異なり「京 三條大はし」から始まっています。
また、湘南工科大学中尾研究室制作の浮世絵と現代の風景のコラボレーション作品「Travelesque(トラベレスク)~浮世絵・旅・江の島」が上映されているのも今回展示の特徴です。
以下の写真は見学風景です。学芸員の親切で解りやすい説明が印象的でした。
最後に記念写真 有意義な『藤澤浮世絵館見学』でした
【参加者の感想】
・「木目の出ている真新しい版」に感激した。
・五十三次の版画を京都から江戸まで逆展示とした工夫に感心した。
・湘南工大とのコラボのサイネージは海外の客には好評ではないでしょうか。新しいチャレンジでよい!!
・講師の説明は分かり易く親切で非常に良かった。
・「木目の出ている真新しい版」に感激した。
・五十三次の版画を京都から江戸まで逆展示とした工夫に感心した。
・湘南工大とのコラボのサイネージは海外の客には好評ではないでしょうか。新しいチャレンジでよい!!
・講師の説明は分かり易く親切で非常に良かった。
※「湘南温知会」とは、認定NPO法人湘南ふじさわシニアネットの中の同好会で、「湘南全般の魅力再発見」をテーマに活動しています。歴史・偉人・名所・遺跡・自然・文化・暮らし・食・公共・教育・産業など幅広く学んでいます。活動状況につきましては下記URLでご覧いただけます。
https://www.sfs-net.com/2017-shounan-onchikai.html
2018年12月27日