アシタバは日本原産の大型多年草で、房総半島~紀伊半島、伊豆七島の太平洋岸に自生し、ハチジョウソウ(八丈草)やアシタグサ(明日草)などの別名があり、その形状は・・・
ハマヒルガオは世界に広く分布する海浜植物、ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草で、日本全土の日当たりのよい海岸に生育し、江の島では5月頃センタープロムナードやその付近にアサガオに似た美しい花を開きます。
クサスギカズラは本州、四国、九州、沖縄の海岸近くに自生する半つる性の多年草で、江の島では街路樹の中や海側傾斜地の藪の中、岩場などで観察することができます。
江の島に咲く花≪ハマツメクサ≫
ハマツメクサは日本全国に分布する越年草で、海辺の岩場や砂地などに生え、江の島では日当たりのよい路傍や海辺、稚児ヶ淵やその周辺でよく見かけます。
江の島に咲く花≪キケマン≫ キケマンは海岸や低地に生える越年草で、花は美しいのですが、近寄ると悪臭があります。本草は関東地方以西の四国、九州、沖縄に分布し、江の島では参道傍や西浦漁港付近の山側などに生育しています。
江の島に咲く花≪ハマダイコン≫ ハマダイコンは海岸の砂地に生える多年草で、春を告げる花として海辺を美しく彩ります。そのさや(莢)は丈夫なコルク質で、熟すと軽くなり海流にのって他の海岸へ漂着しそこで発芽して、日本列島全域に分布していったものと考えられています。
江の島に咲く花≪ハチジョウススキ≫
ハチジョウススキは、関東以西の太平洋側、四国、九州、沖縄に分布するイネ科の多年草ですが、伊豆諸島や小笠原の海岸に多く見られ、特に八丈島に多いことからハチジョウススキと呼ばれています。