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江の島の植物・樹木≪クスノキ≫

2012年3月24日
クスノキ(楠)Cinnamomum camphora  クスノキ科クスノキ属
  クスノキは関東南部以西~四国、九州に分布する常緑の高木で、古くから各地の神社などに植えられ、御神木として1000年以上の樹齢を重ね、国の天然記念物に指定されている巨木も各地にあります。江の島では江島神社・辺津宮境内にも大木があり、タブノキやスダジイと共に鎮守の森を構成する主要な樹木です。高く伸びたクスノキは四方へ枝分かれし、その樹姿には威厳があり神々しく映ります。名前の由来はクスシキキ(奇木)、クスリノキ(薬木)からの転訛との説があり、薬効成分(樟脳)を含み古くから防虫剤や香料、優れた生薬として鎮痛剤などに用いられてきました。また材は堅くて香気があり腐蝕や虫害に強く、船材や建築材、家具や彫刻材にも用いられています。学名の種名camphoraは樟脳を意味します。
120324kusunoki-1クスノキの枝は四方にひろがり神々しく映ります(写真は江島神社境内で)
120324kusunoki-2クスノキの葉は卵形~楕円形で、先は尖り3脈が目立ち、葉を切ると樟脳の匂いがします
人間生活に有用な樟脳は樹齢60年を経たクスノキから採取することができます。この樟脳は防虫剤の名でよく知られていますが、強心作用を有することからカンフル注射として、重症の心不全・心臓衰弱患者の治療に用いられてきました。またセルロイドの材料として玩具、文房具、フイルムなどにも供されてきましたが、燃えやすく今では使用されていません。現在は合成樹脂・プラスチックなどがこれに取って代りました。日本のクスノキは普通20㍍位に達しますが、ときには50㍍以上に達するものもあり、樹皮は暗褐色で短冊状に縦に裂けます。葉は互生し長さは5~12㌢の卵形~楕円形で、先は尖りふちは全縁、表面には光沢があり3脈(三行脈)が目立ちます。葉の3脈の分岐点に2つの小さな膨らみがありますが、これをダニ室といい、この中にはクスノキにとって有益なフシダニが生息しています。
5~6月、葉の付け根から円錐花序をだして直径約5㍉の黄白色の花を多数つけ、花被片は6個で内側に毛があります。10~11月、果実は球形で直径8~9㍉に黒く熟します。クスノキの実が地に落ちて発芽しても、自然林の中では他の樹木と競合ができず、更新することはほとんどないと考えられており、日本のクスノキの大部分は自生ではなく、植栽されたものであるともいわれています。クスノキは生長が早く、天に向かって高く伸び、枝を四方へ広げた樹形は実に美しく、その樹冠の隙間から光が射し込み神秘的で美しい空間をつくります。このクスノキの下でフィトンチッドを浴びると、疲れた心も癒されて心身ともにリフレッシュすることができます。
120324kusunoki-35~6月、葉の付け根から円錐花序をだして黄白色の花を多数つけます
 【写真&文:坪倉 兌雄】
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