
善行雑学大学開校20周年

◇第142回講座(2011/3/20開講予定)は東日本大震災の影響で中止となったので、実際の開講数は239回となります。中止となった第142回講座は、講座が実施できなかった事実を明確に残すため連番から抜かないことにしてあります。
◇239回の講座を支えた講師数は168名。これは最高17回をはじめとして、複数回の講座を受け持って下さった講師の方々がいたおかげです。
◇4月の239回講座までの累積参加者数は26,515名で、平均参加者数は111名余りとなりますが、開講後10ヶ月は定員54名の談話室で開催していたため、会場をホールに変更して以降の平均参加者数はもっと多いと言えます。
◇2014年に神奈川新聞社、2017年に神奈川県から表彰されました。神奈川県の受賞では、「市民による市民のためのラインアップ豊かな質の高い講座を毎月開催し、17年にわたり継続してきた」ことが高く評価されました。


少子高齢化が急速に進む日本社会。労働力人口の減少が大きな問題となります。この事態を打開するためには、子育て世代の女性と高齢者の労働力率を高めていくことが必要です。そのためには、年金・医療・介護・子育て支援など持続可能な社会保障制度全般の改革と高齢者の職業寿命を延ばす施策が重要となります。現在私たちが享受している豊かな社会を将来世代に引き継いでいくためにも、生涯現役社会の日本型モデルを構築して世界に貢献していくことが求められています。
講演の要旨は上記のとおりですが、詳しい講演内容は別コラム『生涯現役社会の条件』でお伝えする予定です。



次の5年、さらには10年をめざした新たな歩みがここから始まった、といえる20周年記念でした。
善行雑学大学のホームページ⇒https://zengyo-zatsugaku.jimdofree.com/
