子ども建物体験会(1回目) 藤沢市内に点在する歴史的建造物を会場に、建物やまちなみに親しんでもらえる小学生向けのイベントがありました。
子ども建物体験会「歴史のある和室でおもてなし」
2019年 6月26日 (hiramechan)
藤沢市内に点在する歴史的建造物を会場に、建物やまちなみに親しんでもらえる小学生向けのイベント「子ども建物体験会(全7回)」の1回目、「歴史のある和室でおもてなし―生け花とお茶で楽しもう―」が、6月22日、藤沢市打戻にある国登録有形文化財「盛岩寺 昭和文化館」で行われた。主催は、湘南藤沢文化ネットワークと藤沢市。
「盛岩寺 昭和文化館」大正13年建築、昭和13年・平成24年移築
和室って何だろう
先生(小沢朝江教授 東海大学工学部建築学科)が研究室の学生さんと一緒に、カードを使って和室の名称と役割をテンポよく説明。ふすまや床の間など、興味を持って聞いていました。
次に今日のテーマ「おもてなし(お花と掛け軸を飾るけ軸をか)」は、誰に対して何のためにするかを考えてみよう!という先生の問いかけに、子どもたちの答えは、「お父さんとお母さん」、「一緒に来た友達」などでした。
次に今日のテーマ「おもてなし(お花と掛け軸を飾るけ軸をか)」は、誰に対して何のためにするかを考えてみよう!という先生の問いかけに、子どもたちの答えは、「お父さんとお母さん」、「一緒に来た友達」などでした。
お花を活けよう
「お花を活ける時、1つだけ守ってほしいことがあります。それは、水の中で、茎を斜めにして切ることです。」という戸井田先生(湘南藤沢文化ネットワーク)の説明で始まりました。花瓶は皆同じですが、花は好きなものを好きなだけ取っていいので、それぞれに個性が出て、華やかでした。
お花と絵で床の間を飾っておもてなし、和室の使い方、みんなでお茶を楽しもう!
自分の活けた花に合う掛け軸を選んで飾り、発表をします。「一緒に来た友達をもてなしたいと思って飾った」に対して、友達の感想は、「うれしい。大人っぽい感じ」と喜んでいます。
『畳のへり(ふち)を踏んではいけません。』『床の間の前は身分の高い人の席です。身分に従って順に座ります。』など和室の使い方使い方を聞いた後、季節の花『あじさい』の和菓子をいただき、初歩のお茶の作法を教わりました。
『畳のへり(ふち)を踏んではいけません。』『床の間の前は身分の高い人の席です。身分に従って順に座ります。』など和室の使い方使い方を聞いた後、季節の花『あじさい』の和菓子をいただき、初歩のお茶の作法を教わりました。
おわりに
アンケートに、今日学んだ感想を書きます。小学3年、4年ですが、しっかりと記入されていて、びっくりしました。
内容を拝見すると好評の記載が多く、「お菓子がおいしかった。」という子どもらしいものも。中に、「お花を自分で生けたのが楽しかった。」とあります。お花の先生の話では、「生け花ということであれば、いろいろルールがあるのですが、子どもの場合、自由に選んで、自由に活けるのが一番よいです。」ということでした。満足感が得られて、日々の生活に役立つかもしれません。
内容を拝見すると好評の記載が多く、「お菓子がおいしかった。」という子どもらしいものも。中に、「お花を自分で生けたのが楽しかった。」とあります。お花の先生の話では、「生け花ということであれば、いろいろルールがあるのですが、子どもの場合、自由に選んで、自由に活けるのが一番よいです。」ということでした。満足感が得られて、日々の生活に役立つかもしれません。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2019年6月26日