茅ケ崎のむかしをプレーバック「茅ヶ崎のむかしをプレーバックーデジタルライブラリーと民話劇がコラボ 」が茅ヶ崎太陽の郷で行われました。
茅ケ崎のむかしをプレーバック
デジタルライブラリーと民話劇がコラボ
2019年12月11日 (itazu)
2019年12月5日(木)茅ヶ崎市立図書館と湘南ふじさわシニアネット共催による企画「茅ヶ崎のむかしをプレーバックーデジタルライブラリーと民話劇がコラボ 」が茅ヶ崎太陽の郷で行われました。
約40人の市民が参加し、暖炉のある、自然との融和が工夫された素晴らしい博修館*の中で、デジタルライブラリによる郷土資料の鑑賞と、古くから茅ヶ崎に伝わる民話劇を楽しみました。民話劇は、茅ヶ崎民話の会の皆さんにより上演されました。
◆デジタルライブラリによる茅ヶ崎のむかしを鑑賞
イベント概要説明に続き、デジタルライブラリによる茅ヶ崎のむかしを鑑賞しました。
イベント概要説明に続き、デジタルライブラリによる茅ヶ崎のむかしを鑑賞しました。
茅ヶ崎市立図書館館長と担当者による概要説明
湘南ふじさわシニアネットの説明で「デジタルライブラリによる茅ヶ崎のむかし」を鑑賞
デジタルライブラリーは、茅ヶ崎市立図書館と認定NPO湘南ふじさわシニアネットとの協働推進事業として昨年度より構築されシステム運用がなされているものです。(郷土資料デジタルライブラリーシステムは→こちらhttps://chigasaki-dlib.jp/からご覧になれます。)
◆民話劇の上演
民話劇の上演は、茅ケ崎民話の会の皆さん(写真下)により、「八大龍王」「姥島物語」の二題が上演されました。
民話劇の上演は、茅ケ崎民話の会の皆さん(写真下)により、「八大龍王」「姥島物語」の二題が上演されました。
「八大龍王」:海上の災難を退散させる法力の神様と言われ庶民の信仰が厚く、亀との結びつきのお話(南湖地区に伝わる民話)
「姥島物語」:嵐の翌日、大島の海岸に若者が流れ着きました。その後助けた島の娘は柳島の藤間家に嫁入りしました。大島の両親が大百姓に嫁ぐ娘に持たせた嫁入り道具の一つが姥島(烏帽子岩)だったのです。(柳島地区に伝わる民話)
「姥島物語」:嵐の翌日、大島の海岸に若者が流れ着きました。その後助けた島の娘は柳島の藤間家に嫁入りしました。大島の両親が大百姓に嫁ぐ娘に持たせた嫁入り道具の一つが姥島(烏帽子岩)だったのです。(柳島地区に伝わる民話)
茅ヶ崎民話の会は、平成10年に結成され、残されている多くの茅ヶ崎の民話の中から、43話を次の世代へ語り継ぐ活動を続けています。会員は現在14名で、月一回第3土曜日14時から30分ほど、茅ヶ崎市立図書館で定期的に上演し、要請があれば出前出演もしています。(代表:宮治智恵子さん:連絡先0467-83-2056)
◆皆さんの思い出を語る
会場に用意された民話や茅ヶ崎に関連する資料
最後に、民話や郷土資料を通して、参加者の皆さんから茅ヶ崎の思い出や感想を語る時間が設けられた。暖炉の火が燃える中で、民話を静かに聞くことで、いろいろなイメージがわき、懐かしい思いに浸っておられる様子でした。
*博修館: 太陽の郷創立十周年を記念して建設され、半地下構造で、自然との融和を図りながら四季を通じて快適な環境を維持することをテーマに考案された建物で、平成3年、財団法人 住宅・建築 省エネルギー機構理事長賞を受賞している。
会場の博修館の模型(写真左)と太陽光を調節できる天井窓(写真右)
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2019年12月11日