近くの公園にこんな表示板など見かけた事はありませんか？
倉庫・表示板・マンホールの蓋がある公園や空き地に１００ｔ水槽が備えられています。いざという時の為にあなたの頭の片隅にインプットしておきましょう。

 

藤沢市管工事業協同組合が周知徹底と操作訓練の役割を担う
１００ｔ水槽を有事の際に誰がどのように操作し、清浄な水道水を汚染する事無く市民に配布する、ソフト面が整備されていないのが実情でした。藤沢市管工事業協同組合は地域での操作訓練の場を通じて住民への周知徹底と使い方の指導により災害時に備えています。

参加経緯について
非常用貯水槽は藤沢市の所有管轄ですが、接続されている上水道本管の管理運営、所有は神奈川県です。その行政の狭間に置かれた装置の運営管理は曖昧になっていたのが実情でした。ライフラインの一端を担う市内事業者団体として、又、水道施設を扱える有資格者を抱える唯一の業界として、市民の安心・安全に少しでも寄与できるのであればと市と協議し、災害時の協定を結びました。組合員は藤沢市に根差した事業者であり、水槽が設置された１６地区で生活をしている市民でもあります。その協定を基に、各地区の防災訓練に参加し、一般の市民の方々が有事の際に間違いなくこの貴重な水道水を扱えるように指導をはじめました

藤沢市内１6ヶ所の設置場所
1. 長後市民センター  2. 長久保公園  3. 新林公園  4. 明治市民センター  5. 秋葉台公園  6. 湘南大庭市民センター  7. 善行市民センター  8. 天神公園  9. 湘南台公園  10. 上西原公園  11. 砥上公園  12. 大鋸外原公園  13. 御所見市民センター  14. 神台公園  15. 江の島配水池跡地  16. 花ノ木公園

取材協力：藤沢市管工事業協同組合　
　　http://www.fujisawakankouji.jp/