金目川 アユのおはなしの小冊子20年前、平塚市の金目川はゴミの山の状態でしたが清掃などを続けアユのすみやすい川になりました。その活動の小冊子の紹介。
平塚市 金目川 アユのおはなしの小冊子
2020年9月23日 (gantyan)
20年前、平塚市の金目川はゴミの山の状態でした。地域住民からきれいにしようとの声があがり、平塚市のボランティア団体「金目(かなめ)川水系流域ネットワーク」は、河原と土手のごみ清掃、アユの生態調査、真夏の水温調査などを行い、アユのすみやすい川づくりを目指しました。その結果近年には川の流れの中にアユの姿が見られる様になりました。そのアユの生態及び活動を紹介した小冊子が出来上がりました。
金目川のアユの生態、綺麗なアユの姿を川面から見る事などを通し、朝日と夕暮れの景観と、そこに住むたくさんの生き物に親しみを感じてください。次代の子どもたちに残すべき自然として、見守ってくださるように思いを込めて小冊子が発行されました。A5サイズ 70ページの構成です。
平塚市のボランティア団体「金目(かなめ)川水系流域ネットワーク」は長年の活動をしています。その生態の紹介に加え、地域の子どもたちに体験的学びの場として、それらの姿を見ていただけるるように「生き物観察会」も開催されています。
●小冊子の内容
金目川にはアユはどこにどの位住んでいるのかなど、親しみ易く手書きの優しい「絵地図」で紹介されています。また取れたアユの数が地図上に書かれており、どこに多くいるのかが判り易く書かれています。
金目川の中を実際に泳ぐアユの姿などの写真を通し、生態など判り易く紹介されています。
「サギ」などの野鳥が鮎を餌として啄む様子など、自然界で他の生き物との関わりなども紹介されています。
表紙は「元気なアユ」の雄姿です。本篇には金目川のアユはどのくらいの数が、上流のどこまでいるだろうか?など実際に調査した内容が紹介されています。
小学生の低学年でも読めるように、すべての文字にフリガナがふってあります。表現も易しく書かれています。A5縦型でイラストや写真がいっぱいの読みやすい冊子です。
「投網」など、専門的な文字には説明文や、イラストがふんだんに入っています。
● 結び
平塚市のボランティア団体「金目(かなめ)川水系流域ネットワーク」では15年間、アユの生息に適しているかどうかの、水温調査とアユの生態調査とごみ清掃を継続してきました。清流にすむアユは自然度が高いことが条件です。金目川水系流域は下水道の整備と、地域住民の努力で川がきれいになってきました。そして、天然アユの住める、優れた地域になってきました。遠くの埼玉県川越からもアユを求めてきています。金目川の朝日と夕暮れの景観とそこにすむたくさんの生き物に親しみと次代の子どもたちに残すべき自然として考えて見守ってくださるように参考の本となれば幸いです。
※ お求めは TEL090-9203-9751 金目(かなめ)川水系流域ネットワーク 柳川三郎 会長
※ お求めは TEL090-9203-9751 金目(かなめ)川水系流域ネットワーク 柳川三郎 会長
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2020年9月23日