昆明市から 切り紙作品の寄贈友好都市である中国・昆明市から藤沢市市制施行80周年に中国伝統の切り紙細工の寄贈いただきました。
中国・昆明市から中国伝統の切り紙細工の寄贈
2020年11月13日 (M.Yama)
友好都市である中国・昆明市から藤沢市市制施行80周年のお祝いとして、「山川異域 日月同天(さんせんいいき にちげつどうてん)」をテーマにした中華人民共和国伝統の切り紙細工を寄贈いただきました。市役所本庁舎1階ラウンジ・下りエスカレーター正面の壁面に展示されています。作品は幅2.3メートル、高さ1メートル、掛け軸絵。
切り紙作品:「山川異域 日月同天(さんせんいいき にちげつどうてん)」
「広大な星空の下、藤沢市と昆明市は深い絆で結ばれており、遥か遠く離れていても同じ日月の下、繋がっている。」というメッセージが込められており、両市の深い友情を表す作品となっています。満天の星が輝く中に描かれた、藤沢市の木「クロマツ」や、藤沢市の花「フジ」、昆明市の木「モクレン」、市の花「ツバキ」、それぞれの市を象徴する建築物などは、両市の都市精神と文化風貌を表現しています。また空を飛んでいる白鶴は両国と両市の吉祥長寿、幸福安康を象徴しており、藤沢市の未来がさらに発展し、両市の友情が末長く続く事を願う作品となっています。 設計:王 仲徳 出品:合 虚 制作:楊 啓慧
●昆明市との友好都市について
昆明市出身である中国国歌「義勇軍行進曲」の作曲者「聶耳(ニエアル)」が1935年に鵠沼海岸で遊泳中に帰らぬ人となりました。1954年(昭和29年)11月に鵠沼海岸に記念碑が建てられ それをきっかけに昆明市長から友好都市提携をしたい旨寄せられ、1981年(昭和56年)11月5日、友好都市締結されました。 昆明市は中国西南地区に位置し、ベトナム、ラオス、ミャンマーの各国と国境を接する雲南省の省都です。人口は約720万人で政治・経済・文化交流の中心都市です。一年中穏やかな気候であるため、古くから「春城」の別名があります。
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・友好交流の例
友好都市のきっかけとなった「聶耳(ニエアル)記念碑」では毎年碑前祭が行われ藤沢市長を始め中国大使館などから多数参加されている。(2020年は中止)
2016年、友好都市提携35周年を記念して藤沢より公式訪問団及び市民訪問団(合計約90名)が昆明市を訪問し現地で記念祝賀会、日中文化交流展、聶耳墓参等の行事が行われた。
第46回藤沢市民祭り(2016年)には 昆明市より副市長をはじめとして訪問団が来日しパレードに参加し伝統芸能を披露した。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2020年11月14日