藤沢市内 一斉救命講習「市政施行80周年記念 消防・救急フェア」の一環として, 「藤沢市内一斉救命講習」が市内の公民館等13会場で開催された。
「藤沢市内 一斉救命講習」の実施
2020年11月27日 (M.yama)
例年, 藤沢市消防局救急救命課では9月の救急の日・救急医療週間に合わせ秩父宮記念体育館などで300人余りを対象にして大規模救命講習を実施していましたが、今年は「市政施行80周年記念 消防・救急フェア」の一環として「藤沢市内一斉救命講習」が開催されました。
現代社会では、食生活の変化やストレスなど生活習慣と関わりが強い成人病が増えており、国内では年間約7万人が心臓疾患により亡くなっており、特に急性心筋梗塞による死亡率が増加しています。心臓が停止すると大切な脳や心筋に血が流れなくなり、それは脳細胞の死滅の始まりとなります。その後救急隊、病院での処置を受けても生存率は著しく低下します。また後遺症の影響も大です。
心肺が停止し後4分以内に一次救命処置が行われた場合、約50%の救命率が期待出来ます。しかしそれが10分後開始になると救命率は約10%に激減します。救急車は約7分(藤沢市平均)で到着しますが、それより早期の一次救命処置が必要です。 参考:講習会説明、講習会資料
心肺が停止し後4分以内に一次救命処置が行われた場合、約50%の救命率が期待出来ます。しかしそれが10分後開始になると救命率は約10%に激減します。救急車は約7分(藤沢市平均)で到着しますが、それより早期の一次救命処置が必要です。 参考:講習会説明、講習会資料
重要なのは心肺が停止した後、救急車の到着以前にでもいかに早期に脳に血液を供給するかという事です。
それが救命活動になります。
それが救命活動になります。
● 藤沢市内一斉講習会の様子
藤沢市内一斉講習会は南消防署のほか各地区の公民館、Fプレイスなど併せて13会場で11月14日( 土)と15日(日)の2日に分けて行われました。各会場では密にならない様に小人数グループに分かれ、そのグループも距離を広く取り、練習用の人形も共用を避けるため一人1体とするなど、コロナ対策が配慮されていました。 2時間の講習修了者には「普通救命講習修了証」が交付されました。
講習会内容は
・倒れている人を発見したら ・心肺蘇生法の手段・実習 ・AED操作・実習 ・気道異物除去法 ・止血法
救命技術は年々進歩するので 2~3年毎に講習を受けて欲しいと講師は話されていました。
講習会内容は
・倒れている人を発見したら ・心肺蘇生法の手段・実習 ・AED操作・実習 ・気道異物除去法 ・止血法
救命技術は年々進歩するので 2~3年毎に講習を受けて欲しいと講師は話されていました。