プライベートゾーン教育の絵本
「おしえて!くもくん~プライベートゾーンってなあに?~」
監修は慶應義塾大学教授の小笠原和美さんです。小笠原教授は、10年以上前から性暴力対策に取り組んでいます。その中で、幼い子どもたちへの予防教育の重要性を感じてきました。子どもたちの性被害を未然に防ぐためには、プライベートゾーンについての知識が必要と考えこの絵本を監修・出版しました。
プライベートゾーンとは、男女の体のうち性に関わる大切な場所をいいます。体の水着で隠れる部分と口がプライベートゾーンと呼ばれます。自分だけの大切な場所で、簡単に見せたり触らせたりしてはいけない部分です。もしも、見られたり触られたりしそうになったら「いや」と言い、大人に相談することが大切です。
子どもの性被害は大人の目の届かないところでおきています。幼い子どもは被害を被害として認識できないため、抵抗することや相談することもできず、被害が長期化することも少なくありません。性被害を未然に防ぐためにはプライベートゾーンの知識が必要です。
このプライベートゾーンの知識を絵本の読み聞かせによって伝えることで、被害にあったときに抵抗したり、読み手である親や先生に相談したりできるようになります。
絵本「おしえて!くもくん~プライベートゾーンってなあに?~」の特徴
●子どもたちに性被害から守るための知識をつけさせることができます
●家庭で読み聞かせ、楽しく学ぶための仕掛けが満載です
●教育現場で指導に役立つダウンロード特典が充実しています
<家庭で>
●子どもに伝えることが難しいプライベートゾーンについて、この絵本をきっかけにおしえることができます。
●読み聞かせをしながら「何かあったら相談してね」と伝えることで、子どもが被害にあったときに親に相談
できる関係を作ることができます。
●忙しい先生がすぐに指導に活用できるダウンロード特典がついています。
図書館や保健室、教室に置いておくことはもちろんですが、水泳学習の指導時や、身体測定の時など、
毎年小学一年生の指導に活用できます。
●2022年度から導入予定の「生命(いのち)の安全教育」もこの絵本から始めることができます。
監修の小笠原教授は、「全ての子どもたちに知識と勇気を贈りたい。そのためにも、まずは、保護者のかたがお子さんにこの絵本を読み聞かせしてほしい。そして、義務教育である小学校でも、一年生になったら必ずおしえる仕組みを作って欲しい。この絵本が性被害のない社会への架け橋とまることを願っています」と述べています。
絵本「おしえて!くもくん~プライベートゾーンってなあに?~」概要
■著者:監修:小笠原和美/制作:サトウミユキ/企画:masumi
■価格:1,200円+税
■サイズ;B5変形横(188㎜×260㎜)
■ページ数:32ページ
■特典:ダウンロードデータ(学校関係者向け・ご家庭向け)
■出版社:株式会社東山書房(京都市中京区西ノ京小堀池町8-2)
■電話番号:075-841-9278(9:00~17:00)
■URL:https://www.higashiyama.co.jp/
※本コラム記事は、株式会社東山書房のプレスリリース(2021年3月6日)を参考に作成しました。
画像は株式会社東山書房様からご提供いただきました。