藤ぶら・御所見 用田御所見の地名は、桓武天皇の皇子で桓武平氏の祖、葛原親王の御所が見える塚に由来すると言われています。
藤ぶら・御所見用田
2021年9月13日 (B.Stone)
御所見地区は藤沢市の北西に位置する緑豊かな田園地帯です。かつての御所見村は昭和30年に藤沢市に編入となりましたが、現在、御所見という町名はありません。御所見の地名は菖蒲沢にあった「葛原親王の垂木の御所が見える塚」に由来すると言われています。
市民センター、小中学校、郵便局などに御所見の名称があります。この碑は市民センターの新築記念です。
用田辻は柏尾通大山道と中原街道が交差する交通の要衝ですが、用田バイパスができるまではよく渋滞が起きる現代の交通の難所でした。
間近に大山を望む用田では大山道に厚木道も合流し、かつては旅籠が軒を連ねて賑わっていたそうです。
今は緑豊かな田園地帯を東海道新幹線が頻繁に行き交っています。
黄昏の目久尻川です。このあたりでは海老名市、綾瀬市との境を流れています。
参考文献:藤沢の地名 日本地名研究所編 発行/藤沢市
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2021年09月13日