懐かしい昭和のラジオ蓄音機のようなホーン・スピーカがついた昭和5年頃のラジオや、懐かしのモデルなどが寒川町文化財学習センターに展示。
懐かしい昭和のラジオ 寒川町展示
2022年05月20日 (M.Yama)
昭和年代に青春を過ごされた方々には懐かしい思い出がよみがえるのではないでしょうか。寒川町にお住まいだった「柴山ラジオ店」の柴山勉さん(故人)が収集した昭和のラジオが 寒川町文化財学習センターに展示されています。その内の10点余りが今年(2022年)2月~3月 同町町民センターで展示されていました。蓄音機のようなホーン・スピーカがついた昭和5年頃のラジオや、高度成長期の家庭に普及した懐かしのモデルなど、加えて同上の世代の方々の生活の中にもあった例えば黒革で包まれたソニーのポータブルラジオなどがありその頃の思い出に浸る事の出来る展示でした。
寒川町民センターで10点余りの展示
日本のラジオ 主な歴史
鉱石ラジオから 真空管ラジオ、 トランジスターラジオへ (資料:会場説明図より)
昭和初期のラジオ
ラジオ初期を感じさせるホーンスピーカーが外付け。
外付けではあるがスピーカーが木製のキャビネットに入っている。
太平洋戦争開戦以前の頃のラジオ
スピーカーが本体に収められ 小型化されたラジオ
太平洋戦争開戦頃のNHK規格標準モデル
昭和30年代家庭用ラジオ
音が良くなりハイファイ音楽番組などが多くなった頃のラジオ
プラスチックのキャビネットが使用された家庭用の普及型ラジオ。当時で5,700円と驚くほど安価
真空管式からトランジスターラジオへ
時代はトランジスター型に移り 真空管式の最後頃のラジオ
60年代 精悍なデザインで一斉を風靡したポータブルラジオ
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2022年05月23日