藤沢の野鳥歳時記(24) セキレイ(鶺鴒)
藤沢の野鳥歳時記(24) 藤沢で出会った野鳥を紹介してゆきます。今回は セキレイ(鶺鴒)です。
藤沢の野鳥歳時記(24) 藤沢で出会った野鳥を紹介してゆきます。今回は セキレイ(鶺鴒)です。
藤沢の野鳥歳時記(24) セキレイ(鶺鴒)
2022年12月28日 (itazu)
藤沢の野鳥歳時記(24) 藤沢で出会った野鳥を紹介してゆきます。今回は セキレイ(鶺鴒)です。
ハクセキレイ
日本書紀など神話にも記述がある
鶺鴒(せきれい)は、英語ではWagtailといいますが、「尾を振る」鳥という意味です。
鶺鴒は古くから知られ、ヤマケイ文庫の「野鳥の名前」(安倍直哉著)によれば、
日本書紀など神話にも記述があり、尾羽を上下に振り、イザナギ、イザナミに夫婦和合の方法を指南する「嫁ぎ教え鳥」
といわれています。
日本の「国産み」の指南は鶺鴒から教わったことになります。
セグロセキレイとハクセキレイの違い
我々が日常見かけるのは、ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイの3種類です。
このうちセグロセキレイは、日本にしか分布しない固有種です。
ハクセキレイは、体長21cm。スズメより少し大きい。
冬鳥だったのが、だんだん南下して年中どこでも見られる留鳥です。
河原や農耕地、住宅街の草地などでよく見られ、人なつっこいところがあります。
冬鳥だったのが、だんだん南下して年中どこでも見られる留鳥です。
河原や農耕地、住宅街の草地などでよく見られ、人なつっこいところがあります。
キセキレイ
セグロセキレイは、あまりお目にかかれません。
ハクセキレイにそっくりですが全体的に黒っぽい。
見分け方の基準は、目の下(ほほ)が、ハクセキレイは白いですが、セグロセキレイは黒いです。
日本にしか分布しない固有種なので、外国人の愛鳥家には人気があります。
ハクセキレイにそっくりですが全体的に黒っぽい。
見分け方の基準は、目の下(ほほ)が、ハクセキレイは白いですが、セグロセキレイは黒いです。
日本にしか分布しない固有種なので、外国人の愛鳥家には人気があります。
キセキレイは、川岸などで割と見かけます。胸腹部が黄色い。尾が長くスマート。
ヒナの糞を巣から水に捨てる習性があるといわれます。
ヒナの糞を巣から水に捨てる習性があるといわれます。
参考資料:「野鳥の名前」ヤマケイ文庫、「さんぽで楽しむ野鳥の本」(大橋著)山と渓谷社、ウィキペディア他
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2022年12月29日