釣りたて新鮮なマアジで夏向きなさっぱりとした料理を作りました。】
“湘南の魚と料理” No4_“マアジ
2023年8月2日 (yano)
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マアジは、スズキ目スズキ亜目アジ科マアジ属に分類される魚です。北太平洋の固有種で、北海道から九州南岸の日本海・南シナ海まで幅広く分布し、沖合から沿岸域の中下層で群をつくる回遊魚です。アジ科の中ではもっとも漁獲量が多いことから漁業的にも重要な魚で、各地でブランド化もしています。小田原では春のプライドフィッシュに選定し、東京湾では回遊しない居付きの「金アジ」として人気です。又、大分県佐賀関の「関アジ」は特に有名ですね。アジの語源は「味」にあり、「味がいい」からだとも言われています。用途は鮮魚としてだけではなく、加工原料としても重要で、干物、煮干しなどにもなっています。(出典:ぼうずこんにゃくの市場魚貝類図鑑を参照)
大アジ、中アジが混ざって沢山釣れました。生食を主体に簡単で夏にも合うさっぱりとした料理を作りました。
鮮度がいのちの簡単なマアジ料理
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釣りたてで鮮度が良いので、大ぶりの個体はまず刺身で味わいましょう。
臭みは全くなく、身はシッカリと味が濃く、脂がジワっと出てきてとても美味いです。
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光り物の香りが気になる方、又刺身の味変として、ねぎ・生姜・茗荷・練り梅などいろいろな薬味と合わせることで清涼感が増し、暑い夏でもさっぱりと頂ける刺身になります。
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千葉の漁師料理が発祥とのことで、揺れる船の上でもこぼれないように調味料として醤油でなく味噌を使ったことからできあがった料理と言われています。
ネギ・生姜・ニンニク・大葉などの薬味を合わせて味噌を入れて叩くことで粘りが出て、たたきとはまた違った深い味わいとなり美味しいです。間違いなく酒が進みます。
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アジと言ったらやはりこれですね!へたくそで少し揚げ過ぎてしまいましたが、ふわふわ・しっとりで美味しかったです。
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猛暑で食欲のない今にぴったりで、タンパク質・炭水化物を一緒にとれる栄養満点でさっぱりとした一品です。そして旨いです。
暖かいご飯に漬けアジ・きゅうりの薄切り・茗荷・青ネギなど乗せて冷えた麦茶をたっぷり注ぎ、さらさらと頂きます。