Wine&cafe 音楽の夕べ
2023年12月7日(取材・記事:Tanbakko)
湘南台駅地下アートスクエアで「Wine&cafe 音楽の夕べ」が11月29日(木)に行われました。主催は「湘南台アートスクエアプロジェクト」。コンサートとマルシェを組み合わせた初めての試みでしたが、多くの市民が訪れ大盛況でした。
オープニングアクトのピアノソロやピアノ連弾の演奏に引き続き、第一部 ワインソムリエによるトークセッション、第二部 テノール歌手・高島 健一郎 氏によるコンサート「音楽の“愛”と“心”を世界へ~」というプログラムで行われました。
◆第一部:オープニングアクトとトークセッション
オープニングアクトはタイからの留学生によるピアノソロのあと、ピアノクリエイティブユニット「ももばた」により、ピアノ連弾「あの素晴らしい愛をもう一度」などが演奏されました。
トークセッションは「仕事帰りに音楽&ワインを」というテーマで、ワインソムリエ・佐久間祐哉(さくま ゆうき)氏が登壇。ワインソムリエの資格をもつ佐久間氏は、ワインを楽しむには野菜・果物の栽培の大切さを痛感し、現在は野菜栽培を勉強中というお話をされました。
◆第二部:コンサート「音楽の“愛”と“心”を世界へ~」
第二部のコンサートは、「音楽の“愛”と“心”を世界へ~」と題して、ウィーン在住のテノール歌手・高島 健一郎 氏をスペシャルゲストに、ピアノ伴奏は川端 宙輝 氏により行われました。高島氏は、浜辺の歌、オペレッタの歌曲、ムーンリバー、千の風になってなどを熱唱。アンコールでは「故郷」をご披露いただきました。ちなみに高島氏は、クロスオーバー・ヴォーカルグループ「REAL TRAUM」のリーダーで、8月にアートスクエアで行われたサマーフェスタのコンサートにも参加していただいています。
◆Wine&cafeそしてマルシェ
会場ではWine、クッキー&コーヒー、地元野菜・生ハムなどの販売も行われました。ワインの無料試飲もあり、多くの市民が列をなしていました。また、パブリックアートギャラリーでは、湘南台在住の廣田雷風画伯による「ひろたらいふの1日だけの個展」も開催されました。
本イベントのチラシに「明るくなった湘南台駅での新しい企画です。是非お立ち寄りください!」と書かれていましたが、新しい企画にふさわしく多くの市民の参加で大盛況でした。会場では、ワインやコーヒー&クッキーなどを味わいながらコンサートを楽しむ市民も多く、新しい試みは好評だったようです。主催者によると今までで最も多くの市民が参加したとのことでした。来る2024年も、ここ湘南台駅地下アートスクエアで多くの市民が集えるイベントの開催を期待したいと思いました。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。☑ 2023年12月4日