2023 Xmas 第九演奏会
2023年12月29日(取材・記事:Tanbakko)
「2023 Xmas 第九演奏会」が湘南台駅地下アートスクエアで12月24日(日)に開催され、多くの市民がその歌声に耳を傾けました。管楽アンサンブルの演奏で幕を開け、4人のソリストによる歌唱、バレエ、そしてピアノ伴奏による交響曲第9番第4楽章の演奏というプログラムで進められました。
◆金沢区民フィルハーモニーオーケストラによる管楽アンサンブル
幕開けは、横浜市金沢区で活動する金沢区民フィルハーモニーオーケストラによる木管アンサンブルと金管アンサンブルの演奏です。金管アンサンブルでは、昭和歌謡の名曲「川の流れのように」「昴」「三百六十五歩のマーチ」が演奏され、観客も口ずさみながら演奏に耳を傾けていました。
◆四人のソリストによる歌唱
続いて4人のソリストによる歌唱が行われました。ソプラノ・舘野 真由花さんは、『オペラ「ラ・ボエーム」 ムゼッタのワルツ』を、テノール・濱田 翔さんは、『カンツォーネ「Core’ngrato」 カタリ・カタリ』を、バス・田中 雅史さんは、『オペラ「タンホイザー」 夕星の歌』を、そしてアルト・岩石 智華子さんは,『オペラ「カルメン」 ハバネラ』をそれぞれ歌唱していただきました。最後に、4人による4重唱で『バッハ「BWV147-10」 主よ人の望みの喜びよ』をご披露いただきました。
◆服部百合子バレエダンスグループによるバレエ
昨年に引き続き、服部百合子バレエダンスグループによるバレエが披露されました。この季節にふさわしい「くるみ割り人形」より、「ロシアの踊り」「中国の踊り」「スペインの踊り」を披露していただきました。
◆ベート―ベン作曲交響曲第9番第4楽章の演奏
いよいよ「ベート―ベン作曲交響曲第9番第4楽章」のピアノ伴奏による演奏です。出演は、指揮・大貫 浩史さん、ピアノ伴奏・巨瀬 励起さん、ソリストとして、ソプラノ・-舘野 真由花さん、アルト・岩石 智華子さん、テノール・濱田 翔さん、バス・田中 雅史さんの4人、そして合唱は市民シアター第九を唱う会の皆さんでした。会場を埋め尽くした市民の皆さんが第九の演奏に耳を傾けました。
最後にクリスマスイブにふさわしく、「♪きよしこの夜♪」」を大貫 浩史さんの指揮で出演者および市民全員で合唱して第九演奏会を締めくくりました。
昨年3年ぶりに復活した「市民シアター第九を唱う会」主催による第九演奏会。湘南台駅地下アートスクエアにおける恒例イベントとしてこれからも年末を彩ってくれることを期待したいと思いました。
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