ぶらり 宮前
2024年4月29日 (B.Stone)
宮前は藤沢市の最東端に位置し、北の東海道線と南の柏尾川に挟まれた地域で鎌倉市と接しています。宮前には平安時代に平良文が勧請したと伝わる御霊神社があることから、その名が付いたと言われています。この付近は村岡新駅の予定地になりますが、御霊神社の周辺には今でも昔ながらの風景が残っています。
柏尾川に架かる町屋橋から宮前方面を望みます。江ノ電バスの車庫と神戸製鋼所の工場が見えます。
東海道線の直ぐ脇に、のどかな田園地帯と御霊神社のこんもりとした森が広がっています。
御霊神社の山裾には、鎌倉と上州を結んでいた鎌倉古道が通っています。
御霊神社は宮前の中心に位置しており、小高い丘の上に建っています。
御霊神社とその周辺には、平良文の子孫で後三年の役で奮戦した鎌倉権五郎景政にまつわる伝承が残っています。
参考:藤沢の地名 日本地名研究所編 発行/藤沢市、ウィキペディア
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