特集:湘南藤沢の野鳥との一年(「えのぽ」で紹介)
20224年8月(itazu)
この1年で出会った野鳥たちを振り返ってみました。1月~12月まで34種類の野鳥と出会っています(「えのぽ」で紹介)。散歩中に鳥と出会う喜びは格別です。
カワセミ、ムク、イソシギ、メジロ、オナガ、ユリカモメ、モズ、チョウゲンボウ、ツバメ、イソヒヨドリ、ウグイス、カワラヒワ、アオバト、ハッカチョウ、コジュケイ、ジョウビタキ、ホウジロ、カルガモ、アイガモ、ハクセキレイ、キジバト、トビ、シジュウガラ、ツグミ、アオサギ、ダイサギ、ヒヨドリ、ヤマガラガラ、エナガ、キセキレイ、コサギ、カワウ、マガモ、オオバン
(鳥の写真は、撮影者の記載があるもの以外は筆者が撮影)
一月
←お正月に、先ず出会いたいのは、なんといっても、藤沢市の鳥、カワセミです。
←ムクドリは、耳ざわりな鳴き声や大きな集団で、街路樹などに大きなねぐらをつくり、市民を困らせます。どちらかというと「害鳥」扱いされます。
→イソシギは、磯よりも川岸でよくみかけます。可愛らしい目をして歩く姿も楽し気です。
二月
←梅の花によく似合うのはメジロです。白のアイリングが際立つえうに羽の鶯色が美しい。
←オナガは、体の半分はある長い尾をしています。カラスの仲間で学習能力が高い鳥です。
→ユリカモメは赤いくちばしと足がきれいな小型のカモメです。冬鳥として河口や海岸に見られます。(平塚 花水川)
三月
←春のモズは、繁殖期。平地の藪などで春早く繁殖します。番で仲よく現れたところです。
←チョウゲンボウは、頻繁に停空飛翔を繰り返しネズミなどを見つけると少しずつ高度を下げ、最後はすーと降りて地上で押さえつけます。
→ツバメは、三月から四月に日本へ渡ってきます。越冬する燕もいます。
四月
←イソヒヨドリは、オスは青く、腹は赤い羽をしています。美しい、可愛いさえずりにみせられます。
←ウグイスは、声は近くでで聞こえても、なかなか姿を見せません。ウグイス色よりも暗緑茶です。
→夏のカワセミが、境川で小魚をゲットしたところです。
五月
←カワラヒワは、目立たない地味な鳥ですが、「ジュイーン」という独特の鳴き声、円錐の嘴、黄色っぽい羽で見分けられます。
←アオバトは、大磯の照ケ崎海岸でであえます。海水を飲みに飛来します。
→ハッカチョウは、ムクドリによく似た小さなカラスのような外来種で、小九官鳥ともいわれ、物まねをする習性があります。
六月
←コジュケイは、「ちょっと来い」と鳴くなじみの鳥です。キジの仲間です。用心深く、なかなかン姿を見せません。
←ジョウビタキは羽に白斑があるので紋付鳥ともいわれます。「ヒッ、ヒッ」という鳴き声が火打石の音に似ていることから「火焚キ(ヒタキ)」といわれます。
→ホオジロは、文字通り頬が白い鳥です。比較的人を恐れないところがあり近くで観察できます。
七月
←カルガモの親子です。池へ引っ越しするとこです。カルガモの、嘴が黒くて先が黄色です。
←田に放たれたアイガモの雛たちです。アイガモは、マガモとアヒルの交配種です。
→セキレイは、英語ではWagtailで、尾を振る鳥という意味です。写真はハクセキレイ、河原や農耕地、住宅地でよく見られ、人懐っこいところがあります。
八月
←キジバト、猛暑が続く真夏には、鳥もたまらず水浴びをします。
←トビのバトルです。トビは猛禽類ですが、基本的には腐肉食者で勇猛さはない。
→シジュウガラは、黒いネクタイ模様がトレードマークです。最近、沢山の言葉と簡単な文法を持っていることがわかり、注目されています。
九月
←ツグミは、冬鳥として9月中旬頃渡来します。
←アオサギは、ダイサギよりも大きくサギの仲間では一番大きい。
→ダイサギは、シラサギの中では一番大きいことからその名があります。足が長いので、深いところも餌場として利用できます。
十月
←ヒヨドリは、名前は「ぴーよ」という鳴き声にちなむといわれます。少し寒くなってくると暖地へと集団で渡ります。写真は江の島の海での渡りの様子です。
←ヤマガラは、シジュウガラとおなじくらいで、腹が赤い。ひまわりの種で、餌付けをし手乗りなどさせることもできます。
→秋のモズは、縄張りの宣言をして高鳴きをします。
十一月
←エナガは、尾が柄杓の柄ように長いことからその名があります。尾の長さが半分ありますから、体は7cmくらいで最も小さい鳥のなかまです。
←キセキレイはハクセキレイと同じくらいで腹が黄色です。
→コサギは、シラサギの仲間では、一番小さい。嘴が、ダイサギ、チュウサギが黄色だが、コサギは黒い・
十二月
←カワウは、潜水して魚を捕る。若鳥は、写真のように冠羽が白い。
←マガモは、アヒルの原種で、時々、水底の餌を逆立ちして撮ることがある・
→オオバンは、額が白い。大きな水かきをもっている。