大山こま
2024年10月27日(取材・記事:gantyan)
大山こまといえば、お正月にこまを回して遊んだことを覚えているかたもおられるでしょう。ひもで巻いた後、水平に投げて地面で転がす遊び。右の肩の方から振りかぶって、地面に打ち付けて投げて遊ぶ方法もあります。こまの表面に芸者こまといって、いろいろな色を塗って回して楽しんだこともある人もいました。こまは大山で作っていると聞いていました。その場所に行ってみました。以前、木地師という人がいてこまを作っていると聞いていました。金子家さんは伊勢原駅からバスで大山ケーブルの駅に着いた後、すぐに階段を上っていくのですが、その階段を上る1番目のお店に両側にあります。右側にあるお店が製造する場所になっていました。優しいご主人から、いろいろなアドバイスも含めて親切に教えていただきました。1番驚いたのは、最近のこまはキーホルダーもあったり、入れ子になったこまもあったりして、いろいろなアレンジをしていることがわかりました。これなら正月だけの楽しみではなくて、普段もから使えると思います。片瀬こまも藤沢のほうにありますが、どちらが先ですかとの問いかけをしてみました。それはどちらからでもない。どちらが先ではない、兄弟のような感じになっているよと優しく教えていただけました。
一番気に入ったこまです。3センチほどの「ひょうたん」の中に、入れ子になった縦1センチほどの「こま」を出して回してみました。
秋の大山、みなさまも訪れてみたらいかがでしょうか?
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