「みぎわ」ーふじさわパブリックアート(5)ー
2024年12月15日 (itazu)
藤沢市内の公共空間に、銅像など芸術作品が、60点以上設置されています。これら“パブリックアート”を、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。
藤沢市役所分庁舎前に、「みぎわ」と題する女性の彫像があります。
「みぎわ(汀)」とは、波が打ち寄せる濡れた砂地のことです。汀に佇み、ぼんやりと海を見つめ波の音を聞いているようなアンニュイ(倦怠)なポーズに魅かれます。
(本像は前回紹介した「大気の臼」ーパブリックアート(4)の背面側にあります。)
(* 藤沢市アートスペース発行「あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」㉗参照)
藤沢市内の公共の空間には、様々な芸術作品が、60点以上設置されいています。これら“パブリックアート”は、市民には、街中で通り過ぎに出会うなじみの作品となっていますが、全体としてどんなものがあるのかは、知らないままです。幸い、藤沢市アートスペースから「あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」という冊子が、2020年に発行されています。この冊子を手引きに、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。
冊子の詳細は、藤沢市アートスペースのホームページから、PDFファイルをダウンロードすることができます。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2024年11月29日