2024 Xmas 第九演奏会
2024年12月26日(取材・記事:Tanbakko)
「2024 Xmas 第九演奏会」が湘南台駅地下アートスクエアで12月22日(日)に開催され、多くの市民がその歌声に耳を傾けました。今年はベート-ヴェンの交響曲第九番がウィーンで初演されて200年、日本で初めて第九が演奏されて100年の記念すべき年にあたります。湘南台駅地下での第九演奏会も20年目という節目を迎えました。
「2024 Xmas 第九演奏会」は、主催者・来賓の挨拶に引き続き、第1部「4人のソリストによる歌唱」、第2部「金沢区民フィルハーモニーオーケストラによる金管楽アンサンブル」
第3部「ベートーヴェン作曲交響曲第9番ピアノ演奏による第4楽章を演奏」、第4部「フィナーレ」というプログラムで進められました。以下その様子を紹介しましょう。
◆第1部「4人のソリストによる歌唱」
ソプラノ 舘野 真由花さん、バリトン 片倉 旭さん、アルト 赤間 夏海さん、テノール 濱田 翔さんの4人のソリストに、オペラやカンツォーネの名曲を披露していただきました。
最後は4人によるシューベルト『アヴェマリア』の4重唱。美しい歌声を響かせていただきました。
◆第2部「金沢区民フィルハーモニーオーケストラ
横浜市金沢区を拠点に活動する金沢区民フィルハーモニーオーケストラ有志5人による「金管楽アンサンブル」の演奏が行われました。『天空の城ラピュタ』より挿入曲の演奏から始まり、知る婆パラダイス『リンゴ追分~学生時代』、坂本九の『見上げてごらん夜の星を』、そしてアンコールに応えて『365歩のマーチ』を力強く演奏していただきました。
◆第3部「ベートーヴェン作曲交響曲第9番ピアノ演奏による第4楽章を演奏」
メインイベントの「ベートーヴェン作曲交響曲第9番ピアノ演奏による第4楽章の演奏」は、指揮 大貫浩史さん、ピアノ 巨瀬励起さん、ソプラノ 舘野 真由花さん、バリトン 片倉 旭さん、アルト 赤間 夏海さん、テノール 濱田 翔さん、合唱 市民シアター第九を唱う会の皆さんにより行われました。会場を埋め尽くした多くの市民の皆さんが第九の演奏に耳を傾けました。
◆第4部「フィナーレ」
フィナーレは、来る2025年が良い年であることを願って、会場のみなさんと一緒に「♪きよしこの夜♪」を合唱しました。
20年目の節目を迎えた湘南台駅地下での第九演奏会は、イルミンーションとともに年末を彩る湘南台の風物詩となりました。会場では、次回の開催に向けての募金活動も行われていました。市民シアター第九を唱う会の活動を市民の力で支えていくためにもささやかながら募金をしました。来年も「第九」を聴きながら年の瀬を迎えたいものと思いました。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2024年12月26日