Artists in FAS 2024 入選アーティストによる成果発表展
小山裕紀子/斎藤英理/齊藤美帆/伴佳七子
2025年1月17日 (itazu)
「Artists in FAS」は、藤沢市アートスペース(以下、FAS)が多様な創作活動に携わるアーティストたちに、制作の場と発表の機会を提供するアーティスト・イン・レジデンス・プログラムです。
9回目となる今回は、全国から56件の応募があり、外部審査員 (三沢厚彦氏 [彫刻家]、三本松倫代氏 [神奈川県立近代美術館主任学芸員]) によって、映像、立体、インスタレーションなどを手がける4名が選出され、彼らは、展覧会に先立ち10月からの約3ヶ月間、FASのレジデンスルームで滞在制作を行いました。
今回は、その成果発表展で、初日の2025年 1月11日(土)、入選アーティスト4人と、審査員によるトークイベントが行われました。
入選アーティスト4人の展示作品(一部)は下記の通り。
●小山 裕紀子 OYAMA Yukiko
会場のあるビルの吹き抜けの空間を利用し水性インクで着色したカラフルな和紙が、いきいきと躍動するインスタレ-ション作品。
←小山裕紀子
●斎藤 英理 SAITO Eri
記憶や認識など目に見えない不確かな動態をモチーフに、主に映像メディアを用いて制作を行う。今回、偏頭痛の前兆症状をテーマに制作。
● 齊藤 美帆 SAITO Miho
「何も機能を果たさない機能性」を持った物体“non objective object”シリーズを制作する。社会通念がもたらす窮屈さから、観るものをできる限り解放させることを目指している。
●伴 佳七子 BAN Kanako
人が身辺の現象をどのように知覚するかを追求していて、今回は藤沢の自然環境や地形をリサーチし、江の島などの地層の、時間の重なりや変化の過程を反映させた「皮膜」の作品を制作。
尚、入選のアーティストの略歴などは下記をご覧ください。
Artists in FAS 2024 入選アーティストによる成果発表展
小山裕紀子/斎藤英理/齊藤美帆/伴佳七子
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2024年1月14日