ぶらり 辻堂東海岸
2025年1月21日 (B.Stone)
辻堂東海岸は辻堂駅から南に延びる県道と箱根駅伝コースの湘南新道に囲まれた辻堂地区南東側の海に面したエリアで、かつては砂丘や松林の広がる漁村でした。江戸時代の砲術調練場に始まり戦後は米軍の演習場になった辻堂西海岸に対して、辻堂東海岸の方は早くから宅地化されてきたことから、現在は落ち着いた住宅街が広がっています。
海沿いの国道134号線のあたりからは松林越しに江の島が望めます。
辻堂駅の発車メロディーである「浜辺の歌」は、辻堂海岸を想い浮かべて作詞されたことを示す掲示板です。
辻堂小学校に近い住宅地には古美術品を展示する湘南知永古美術館があります。
引地川の鵠沼地区との境界付近には、江戸時代の堤防建設の経緯を記した記念碑と安全を祈願した水神と思われる祠があります。
記念碑の脇からは水面まで降りることができます。かつて堀川と呼ばれていたこの付近は、昭和初期に河川改修されるまで洪水が繰り返されていたそうです。
参考:藤沢の地名 日本地名研究所編 発行/藤沢市
ウィキペディア
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2025年01月17日