番場コレクション展 未来へつなげる浮世絵と郷土愛
2025年2月17日(取材・記事:Tanbakko)
「番場コレクション展 未来へつなげる浮世絵と郷土愛」が藤沢市民ギャラリー常設展示室で3月9日(日)まで開催されています。藤沢市議会、神奈川県議会の議員を歴任された故番場定孝氏が収集された藤沢宿や江の島を描いた浮世絵の優品が展示されています。

番場定孝氏は「県や市が持っていない浮世絵を集めよう」との思いで、藤沢宿と江の島を描いた浮世絵を収集したとのことです。喜多川歌麿、歌川国貞(三代豊国)、歌川広重といった著名な絵師の描いた作品が多いコレクションです。
今回は全44点のうちの20点が展示されています。展示品のいくつかを紹介します。



県も市も所蔵していなかった貴重な作品で、元参議院議員の斎藤文夫氏から
譲ってほしいと申し出がありましたが、丁重にお断わりしたというエピソードがあるとのこ とです。

広重による張交絵(はりまぜえ)です。張交絵とは、一枚の絵の中に数種類の絵を配置したものです。


画像は展示ケースの外から撮影したもので光線の関係もあって不鮮明なところがありますがご容赦願います。是非とも藤沢市民ギャラリー常設展示室で実物をご鑑賞いただければと思います。
◆番場コレクション展 未来へつなげる浮世絵と郷土愛
・会場 藤沢市民ギャラリー常設展示室
(ODAKYU湘南GATE6階 南市民図書館フロア内)
・会期 2025年1月21日(火)~3月9日(日)
※閉館日 2025年2月10日(月)
・開館時間 平日 午前10時~午後8時
土日祝 午前10時~午後6時
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2024年2月23日