湘南の魚と料理 No21 ”湘南しらすの解禁日”
2024年3月18日 (Yano)
3月11日に湘南シラス漁が解禁になりました。早速、近くのしらす漁業者から本年初漁の生しらすと釜揚げしらすを購入しました。今日のしらすは少し大ぶりで、生しらすは身が透き通り見るからに鮮度抜群、又、釜揚げシラスはふわっと柔らかく美味しそうです。


しらすは産まれてから20~50日のいわし類の子供です。
いわしは主にマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの3種です。
しらすは、資源的にも多いカタクチイワシの子供がほとんどです。
「湘南しらす」は、相模湾で漁獲されるしらすで、かながわブランドフィッシに認定されています。
(しらす協議会(神奈川県しらす船曳網漁業連絡協議会))
湘南しらす料理
本年初のしらすは、まずとびきりの鮮度をを頂く為にシンプルな”つまみ”としらす丼にしました。

生しらす:
薬味としておろし生姜、茗荷、大葉を添えただけで、まずは少し大ぶりの生しらすをそのまま頂きました。
透明で柔らかくつるっとした身には旨みと甘みがあり、後から若干の苦味がついてくるスッキリとした”おとなの味”ですね。美味いです。これにはどうしてもお酒が必要ですね。

しらすおろし:
しらすと言ったらこの定番ははずせませんね。甘い大根おろしに大ぶりのふわっと柔らかくしっとりとした釜揚げしらすの旨さがとても良く合います。獲れたて茹でたての湘南しらすは本当に美味しいです。

しらすとプチトマトのブルスケッタ:
つまみついでに、フランスパンとプチトマトが有ったので、トーストしたフランスパンに釜揚げしらす、トマトの粗ミジン切り、たっぷりのオリーブ油、若干のニンニクと塩を加え軽く和えたものをたっぷりのせる。
ビールに最高のつまみになりました。香ばしくトーストされたフランスパンがガーリック風味のオリーブ油の香る釜揚げしらすの和物ととても良く合い本当に美味しかったです。

しらす丼:
炊き立てのご飯に全部乗せ(生しらす、釜揚げしらす、茗荷の薄切り、大葉、固茹でのオクラ、黄身)に九州の甘い醤油を少々。
美味しくないはずがないですよね。極上しらす丼でした。
しらすは栄養価も高く、又とれたての美味しさは本当に極上です。うれしい地産地消ですね。今年は初日から良く獲れているとのことですので是非お試し下さい。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。☑ 2025年3月18日