ユーモラスな石像「待ちぼうけの石」
ーふじさわパブリックアート(12)ー
2025年3月28日 (itazu)
藤沢市内の公共空間に、銅像など芸術作品が、60点以上設置されています。これら“パブリックアート”を、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。

(12)待ちぼうけの石
作者/ 関根 伸夫
(せきね のぶお)
竣工年/1979年
作品寸法/
H202xW117xD55cm
作品材質/ 御影石
奥田三角公園

ユーモラスな作品

待ちぼうけで、とうとう石になってしまった。そして、待つことのあまりの長さにお尻だけ形が残った。そんなユーモラスな石像が奥田三角公園にある。
奥田三角公園は、その名の通り園の敷地自体が三角形で、園の中の敷石、花壇、パーゴラなども三角でできている。藤沢駅から徒歩約8分ほどの旧「イトーヨーカドー」近くにある住宅街の公園である。
(* 藤沢市アートスペース発行「あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」(17)参照)
藤沢市内の公共の空間には、様々な芸術作品が、60点以上設置されいています。これら“パブリックアート”は、市民には、街中で通り過ぎに出会うなじみの作品となっていますが、全体としてどんなものがあるのかは、知らないままです。幸い、藤沢市アートスペースから「あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」という冊子が、2020年に発行されています。この冊子を手引きに、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。
冊子の詳細は、藤沢市アートスペースのホームページから、PDFファイルをダウンロードすることができます。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2025年3月28日