弁財天と世界女性群像
ーふじさわパブリックアート(16)ー
2025年5月29日 (itazu)
藤沢市内の公共空間に、銅像など芸術作品が、80点以上設置されています。これら“パブリックアート”を、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。

作者/ 加藤 顕清
(かとう けんせい)
江の島北緑地広場

浜を背景に弁財天を囲んだ女性像4体。5体はオリンピックの五輪を表わしています。



1964年の東京オリンピックで、江の島がヨット競技の開催地になったことを記念して作られた作品群です。噴水池の中心には江の島ゆかりの弁財天、その周りを、東洋と西洋の女性4体がぐるりと囲みます。5体はオリンピックの五輪です。浜を背景に円形の池と彫像群が美しい。
(* 藤沢市アートスペース発行「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」(1)参照)
藤沢市内の公共の空間には、様々な芸術作品が、80点以上設置されいています。これら“パブリックアート”は、市民には、街中で通り過ぎに出会うなじみの作品となっていますが、全体としてどんなものがあるのかは、知らないままです。幸い、藤沢市アートスペースから「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」という冊子が、2025年4月に増補改訂されました。この冊子(増補改訂版)を手引きに、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。
冊子は、アートスペース、市民会館、市役所などで入手できます(無料)。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2025年5月29日