エドワード・S・モース記念碑
ーふじさわパブリックアート(17)ー
2025年6月15日 (itazu)
藤沢市内の公共空間に、銅像など芸術作品が、80点以上設置されています。これら“パブリックアート”を、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。

(17)エドワード・S・モース記念碑
作者/ 山本 正道
(やまもと まさみち)
江の島北緑地広場



大森貝塚の発掘で知られるアメリカの動物学者、モースは、日本で最初にダーウィンの進化論を伝えたといわれます。貝類の研究を専門としており、日本初の臨海実験所を江の島に設置し腕足類のシャミセン貝を研究しました。日本の動物学や考古学の発展に寄与しました。なお、この記念碑の作者の山本正道は、先に紹介した弁天橋の「雲の形」の作者です。
(* 藤沢市アートスペース発行「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」(4)参照)
藤沢市内の公共の空間には、様々な芸術作品が、80点以上設置されいています。これら“パブリックアート”は、市民には、街中で通り過ぎに出会うなじみの作品となっていますが、全体としてどんなものがあるのかは、知らないままです。幸い、藤沢市アートスペースから「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」という冊子が、2025年4月に増補改訂されました。この冊子(増補改訂版)を手引きに、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。
冊子は、アートスペース、市民会館、市役所などで入手できます(無料)。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2025年5月5日