平和の像
ーふじさわパブリックアート(20)ー
2025年7月31日 (itazu)
藤沢市内の公共空間に、銅像など芸術作品が、80点以上設置されています。これら“パブリックアート”を、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。

(20)平和の像
作者/ 難波 孫次郎
(なんば まごじろう)
(1913-2010)
湘南海浜公園



「平和の像」には、戦争の悲惨と不幸を再び繰り返してはならないという悲願が込められています。作者の難波孫次郎は、長崎の「平和祈念像」と制作した北村西望に師事しており、力強くダイナミックな作品を制作する彫刻家です。江の島をバックに、平和の象徴である鳩を載せ、海浜公園にそそり立つ 逞しい姿は、市民の平和へのシンボルとして大変インパクトのある彫像です
(* 藤沢市アートスペース発行「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」(9)参照)
藤沢市内の公共の空間には、様々な芸術作品が、80点以上設置されいています。これら“パブリックアート”は、市民には、街中で通り過ぎに出会うなじみの作品となっていますが、全体としてどんなものがあるのかは、知らないままです。幸い、藤沢市アートスペースから「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」という冊子が、2025年4月に増補改訂されました。この冊子(増補改訂版)を手引きに、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。
冊子は、アートスペース、市民会館、市役所などで入手できます(無料)。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2025年6月30日












