金目川生き物観察会
2025年8月12日 (gantyan)
金目川水系は、丹沢山塊に端を発し、金目川(かなめがわ)、水無川(みずなしがわ)、鈴川(すずかわ)などいくつもの川が合流し、最後は花水川(はなみずがわ)となって、相模湾に注ぐ、流域面積180㌔平方メートルほどの水系です。この流域には、まだまだ美しい水と緑、多種多様な生物、豊かな自然空間が残されており、人々の生活を支えながら、独自の歴史・文化を育んできました。近年、川や水環境への関心の高まりとともに、流域では、訪れる人も増え、多くの市民、団体・グループが様々な分野で多彩な活動をしています。
2つの小学校、保護者・小学生・サポートを含めて130人で観察会です。


観音橋からのショット
開催日は快晴で、朝からとても暑い一日になりましたが、熱中症になることもなく、みんな元気に夏の金目川を
楽しむことができました。多くのお友達が参加しました。朝になると、参加者は続々と集まり始めました。
会員が朝のうちに掬ったアユが水槽の中を元気に泳ぐ姿を見て、受付を済ませた参加者たちは魚が泳いでいる!」
「これ何ていう魚?」「こんなのが捕れるの?」とはしゃぎ、期待を膨らませているようでした。


大勢での参加です。
予定や注意事項の説明後、参加者は順番に川に移動しました。河岸の階段を降り、おそるおそる川の水に足をつけていきます。
水深はどこも浅く、本当に魚がいるのか不安になりましたが、目を凝らすと、水中を素早く泳ぐアユの姿や、河床を少しずつ動くヨシノボリ類の姿が見えました。




バケツの中と、タモの使い方を指導する風景
参加者たちは、岩の影や水際の草の根元をガサガサしたり、家族で力を合わせて下流で待ち構える網に上流から水をジャブジャブとさせて追い込もうとしたりと、なんとか捕獲しようと工夫していました。みんな少しずつですが、魚を捕まえることができたようです。東海大学の学生さんが捕獲したアユをバケツに入れてもらい、じっくりと観察する子もいました。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2025年8月12日












