~女性よ、元気よく立ち上がれ~ 「自由の翼」
ーふじさわパブリックアート(21)ー
2025年8月15日 (itazu)
藤沢市内の公共空間に、銅像など芸術作品が、80点以上設置されています。これら“パブリックアート”を、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。

(21)「自由の翼」
作者/ 熊坂 兌子
(くまさか なおこ)
江の島1-10(旧県立かながわ女性センタ跡隣接地)

左側は大きく広げた翼をイメージしている
(写真撮影時に猫の珍客あり)



←像の脇にある作品解説:『「女性よ、元気よく立ち上がれ」との願いを込め、さんさんと輝く湘南の太陽を浴びた女性が、翼を広げて力強く大地に立つ姿を表しています。』
1982年県立かながわ女性センタの開設に合わせ制作されました。作者は、奥田公園前広場にある「平和の母子像」の作者でもある熊坂兌子。
像の脇にある市の作品解説には『「女性よ、元気よく立ち上がれ」の願いを込め、さんさんと輝く湘南尾太陽を浴びた女性が、翼を広げて力強く大地に立つ姿を表している。』とあります。2015年、女性センタは移転し、現在は藤沢合同庁舎に移転し「県立かながわ男女共同参画センタ」となっています。「自由の像」は跡地から隣接の現在地に残されています。
(* 藤沢市アートスペース発行「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」(9)参照)
藤沢市内の公共の空間には、様々な芸術作品が、80点以上設置されいています。これら“パブリックアート”は、市民には、街中で通り過ぎに出会うなじみの作品となっていますが、全体としてどんなものがあるのかは、知らないままです。幸い、藤沢市アートスペースから「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」という冊子が、2025年4月に増補改訂されました。この冊子(増補改訂版)を手引きに、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。
冊子は、アートスペース、市民会館、市役所などで入手できます(無料)。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2025年8月14日












