おれんじキャンペーン2025「おれんじフェス in 湘南台」
2025年9月19日（取材・記事：Tanbakko）
９月は認知症月間、９月２１日は認知症の日です。認知症への理解を深めようと藤沢市では「おれんじキャンペーン２０２５」を市内全域で展開しています。その一環として「おれんじフェス in 湘南台」が９月１４日（日）に湘南台駅地下アートスクエアで開催されました。多くの市民が訪れ関心の高さがうかがわれました。
ステージでは、湘南慶育病院物忘れ外来医師の堀込俊郎氏による講演「認知症の基礎知識～自分、家族のこれからを考えてみよう～」、かながわオレンジ大使（認知症本人大使）のコンサートと講演、障がい者就労支援施設「Music of Mind」によるコンサート、今田しらさぎクラブ有志によるオカリナ演奏と合唱、みんなで運動「コグニサイズ」の紹介などが行われました。
会場には、脳体力判定、eスポーツ体験、野菜摂取量（推定）測定、毛細血管観察、身体力UPのトレーニングプログラム（TANO）の認知症未病改善コーナー、湘南慶育病院で行っている認知症や介護のことを話し合える認知症カフェ「ウィステリアカフェ」のコーナーが設けられ多くの市民が参加していました。また、認知症カフェ・家族会の活動紹介のパネル展示と各種資料配布、ワークショップなどのコーナーもありました。
堀込氏の講演のなかで、認知症カフェ・家族会・交流会や認知症サポーター（チームオレンジ）など認知症に関わる支援はたくさんあること、藤沢市の認知症ガイドブックはとてもわかりやすくまとまっていることなども紹介されていました。
「認知症になっても安心して暮らせるまち ふじさわ」への関係者のひたむきさが実感できるイベントだったと思いました。
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