弦楽器をイメージしたようなリズミカルな造形
「コンポジション 交通と街」
ーパブリックアート(28)ー
2025年11月29日 (itazu)
藤沢市内の公共空間に、銅像など芸術作品が、80点以上設置されています。これら“パブリックアート”を、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。

(28)コンポジション
交通と街
望月 直登(もちづき なおと)
横浜市営地下鉄ブルーライン
湘南台駅改札内コンコース

横浜市営地下鉄ブルーライン湘南台駅改札内コンコースにあります。


横浜市営地下鉄ブルーラインの戸塚駅ー湘南台駅間開業に伴い設置されたもので、湘南台駅改札内コンコースにあります。弦楽器をイメージしたようなコンポジションで直線と曲線を組み合わせたリズミカルな造形が印象的です。直線が交通を、曲線がそれを包む街をイメージしているのでしょうか、ステンレスの輝きが洗練された街づくりを印象付けています。高さは2m40cm。近づいてみると、複雑なディテールが展開されている魅力的なアート作品です。
(* 藤沢市アートスペース発行「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」(87)参照)
藤沢市内の公共の空間には、様々な芸術作品が、80点以上設置されいています。これら“パブリックアート”は、市民には、街中で通り過ぎに出会うなじみの作品となっていますが、全体としてどんなものがあるのかは、知らないままです。幸い、藤沢市アートスペースから「もっともっと あるいて みつけて ふじさわパブリックアート散歩」という冊子が、2025年4月に増補改訂されました。この冊子(増補改訂版)を手引きに、「えのぽ」記者が、一点一点訪ね紹介してゆきます。
冊子は、アートスペース、市民会館、市役所などで入手できます(無料)
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 ☑ 2025年11月28日












