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江の島の植物・樹木≪アオキ≫

2012年2月18日
アオキ(青木)   Aucuba japonica ミズキ科アオキ属 

アオキは日本原産で、北海道南部から本州、四国、九州、沖縄に分布し、山野の林の中に自生する常緑の低木です。単性花で雌雄異株。江の島の海側の藪の中や参道脇、広場、龍野ヶ岡などに生育していますが、植栽されたものも多く、斑入りの葉をもつ園芸品種もあります。アオキは日陰でもよく育ち、年中青々と美しい葉を保つことから庭園や公園の植え込みに植栽され、観葉植物としても人気があります。雪の中で見るアオキの青葉と赤い実のコントラストは実に美しく、風情があります。アオキの仲間で変種のヒメアオキ・姫青木(var. borealis )は、北海道南部から本州の日本海側に分布していますが、アオキにくらべて全体に小形であり、積雪にも耐えられるようにしなやかで強靭です。 

aoki-1アオキは茎先に紫褐色の小花を円錐花序に多数付ける(龍野丘で)
aoki-2 アオキの果実は約1.5㌢の楕円形で、秋に赤く熟し、翌年の4月頃まで残りますが、ヒメアオキに比較して大形で果実も多くつきます。

アオキは耐寒性があり日陰でもよく育ち、低木であることから庭木としても利用されていますが、園芸種も多く、斑入り品種などは江戸時代にすでにつくられていたとされています。和名は枝・葉ともに年中緑色(青色)であることに因みます。アオキをヨーロッパに初めて紹介したのはドイツの外科医ケンベル(1690)で、学名Aucubaはアオキバ(青木葉)に由来します。アオキの葉を乾燥させたり、押し葉にしたりすると黒くなりますが、これは葉に含まれるアウクビゲニン(Aucubigenin)の酸化によるものです。この成分には抗菌作用があり、アオキは民間療法として古くから火傷や腫れものなどに用いられてきました。私も子供の頃は山や川でよく遊びましたが、木から落ちたり転んだりで怪我は絶えませんでした。そんなときアオキの葉を火であぶり、柔らかくなった熱い葉を患部に貼ってもらったことを思い出します。


アオキの樹高は1~2㍍、若い枝は緑色で無毛。葉は対生し長さ8~10㌢の長楕円形で先はとがり、基部はくさび形でふちにあらい鋸歯があります。葉の質は厚くて表面には光沢があり、裏面は淡い緑です。アオキは子房下位の単性花で雌雄異株、花は3~5月に枝先に円錐花序を出して紫褐色の小さな4弁花を多数つけます。雄株の花序は長さ7~15㌢で、雄蕊(ゆうずい)が4個ありますが雌蕊(しずい)は退化しています。雌株の花序は2~5㌢と雄株に比較して小形で、雄蕊はなく雌蕊が1個あります。果実は液果で長さ1.5~2.5㌢の楕円形、秋に赤く熟し翌年の4月頃まで残ります。ヒメアオキも観賞用としての人気が高く、庭などにもよく植えられていますが、やや小形で、葉柄や若い枝、葉の裏側葉脈上に微毛があることなどからアオキと区別できます。
aoki-3

長野県白馬村の山中に生えるヒメアオキです。全体に小形で高さは約70㌢でした。
(撮影H23 .4.30)

  【写真&文:坪倉 兌雄】
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