本庁舎ロビーコンサート藤沢市が市民に気楽に音楽に親しんでもらうために無料で定期的（隔月）に開催しているロビーコンサートは、179回を迎えた。

藤沢市が市民に気楽に音楽に親しんでもらうために無料で定期的（隔月）に開催しているロビーコンサートは、179回を迎えた。3月14日（水）12時20分～12時50分、藤沢市役所本庁舎1Fのラウンジで、ピアノ連弾(藤原 真理子、青山 夏実)の演奏会が行われた。

ロビーコンサートは、2018年1月から藤沢市役所本庁舎1Fに場所をかえて開催され、今回はその2回目である。いつもは奇数月の第3水曜日に開催しているが、3月21日(水)は春分の日のため、第2水曜日となった。
本庁舎1Fのラウンジは、入口受付のすぐ隣に、広々とした明るいガラス張りの大広間で、この日は150人くらいの入場者でいっぱいでした。

出演者の一人、青山夏実さんは東京芸術大学卒業、ベルリン国立音楽大学留学。ジュネーヴ・コンセルヴァトワールソリストコース卒業後、ヨーロッパ、ニューヨークなどでソロリサイタルや室内楽リサイタルを開催しておられる。このロビーコンサートの創始者でもあり、企画とともにオーディションにより新人の育成に努めておられる。（下写真右）

藤原 真理子さんは、桐朋学園音楽大学音楽学部卒業後、ウィーン国立音楽大学を卒業され、ウィーンおよび日本で、ソロ活動のほか、オーケストラとのコンチェルトの協演、室内楽に従事され、現在、地域での演奏活動や藤沢市の芸術振興に携わっておられる。(上写真左）

今回は、ピアノ連弾という、いわば4つの手で演奏する珍しい企画で、ドボルザークのスラブ組曲、ドビュッシーの小組曲が演奏された。二人の息の合ったレベルの高い演奏に、多くの来場者は、昼のひと時を満喫されていた。

次回は、5月16日（水）第180回が、12時20分～12時50分、藤沢市役所本庁舎1Fのラウンジで開催される。3月のオーディションで合格されたピアノソロとフルートデュエットの演奏が企画されており、市民の音楽の集いとしてロビーコンサートの息の長い活躍が期待される。
（主催：トライアングルコンサート・公益財団法人藤沢市みらい創造財団芸術文化事業課）

　2018年5月8日