セーリング会場救助訓練東京2020オリンピック競技大会セーリング競技で水難救助が発生した際の「合同海難救助訓練」が行われた。
東京2020オリンピックセーリング競技向け 海難救助訓練
2018年3月20日 (M.Yama)
東京2020オリンピック競技大会セーリング競技中に大規模な水難救助の際の情報共有や連携,総合的な対応力を向上させることを目的として藤沢・横浜・逗子・葉山・鎌倉の関連機関で「7機関合同海難救助訓練」が3月20日(火)みぞれが降る中江の島湘南港周辺で実施された。
訓練想定は東京2020オリンピック競技大会セーリング競技海域において警戒船から火災発生。乗組員は海中へ避難、その後行方不明。沿岸関係機関が連携を取り救助・消火・テロの可能性への対応を図る。
訓練開始式
湘南会場保安署長よりセーリング競技会場での事故はどこで起こるか想定出来ない。どこで起きても沿岸関係機関が協力して対処出来る体制を確認して欲しい旨挨拶。
警戒船から火災発生の通報が東京2020オリンピック競技大会警備本部へ入ったとの想定で合同現地指揮本部が設置され沿岸各機関が連携しての救助体制がひかれた。
救助訓練の様子
訓練はセーリング競技監視中の警戒船より爆発音と共に火災発生。警備本部へ通報。火の勢いがすごいので乗組員3名は海中へ避難。連絡を受け巡視艇は消火に向かう。警備艇はテロの可能性備え海域の警戒に当たる。
警備本部からの連絡と共に藤沢・鎌倉・葉山各消防局の水上バイクなど救助艇が現場海域へ急行して行方不明者の捜索に当たる。
上空よりドローンで救助海域の情報収集
逗子市消防本部はドローンを発動させ空からの現場の状況、乗組員の位置等情報収集を行い関係機関に情報を伝達。
訓練時 上空よりドローンで救助海域を撮影の動画
2018年5月8日