茅ヶ崎市美術館では、2018年8月11日~9月2日まで夏の展覧会「あそび展」が開催されている。
あそび展-茅ヶ崎市美術館
2018年8月14日 Itatsu
茅ヶ崎市美術館では、2018年8月11日~9月2日まで夏の展覧会「あそび展」が開催されている。(TOP写真は島谷晃「Mr.S氏のオブジェ」)
茅ヶ崎市美術館と案内看板
子供たちの夏休みの時期に合わせて、館所蔵の作品の中から12人の作家による、あそび心溢れる作品を展示している。入口で渡される案内パンフでは、作品の謎解きあそびをするように仕掛けられている。
島谷晃(「My green earth(私の生命)」
「あそび展」は、単に子供向けの企画だけではなく、フランスの哲学者ロジェ・カイヨワが「遊びは自由で任意の活動であり喜びと楽しみの源である」(案内掲示)といったように、「あそび」の場としての美術館の本来の役割を再確認するユニークで、画期的な企画展である。会場は、あそび心溢れる作品の数々が展示されている。(下の写真)
また、併せて、特別企画として気鋭のクリエーターによる「週替わりアニメーションシアター」が砂、光、絵をテーマに上映される。第1週目(8/11~/819)「砂であそぶ」若見ありさ、第2週目(8/21~8/26)「光であそぶ」トーチカ、第3週目(8/28~9/2)「絵であそぶ」土屋萌児。
下記は砂絵による若見さんの作品。砂絵という不思議な魅力があり、絵も構成も素晴らしく見る人を感動させるアニメである。
下記は砂絵による若見さんの作品。砂絵という不思議な魅力があり、絵も構成も素晴らしく見る人を感動させるアニメである。
若見ありさ「Birthーつむぐいのちー」
11日、12日は、子供たち向けのワークショップ(日本の昔ながらのあそびをテーマにした現代版ワークショップ)が開かれていて、大勢の親子で会場はいっぱいでした。東京造形大学のデザイン学科アニメーション領域専攻の学生さんの協力を得て作品作りを楽しめる。子供たちの生き生きした笑顔が印象的でした。
このワークショップは11日、12日限定だが、田口雅巳さんの作品《ネコ・コネくしょん図》を題材にしたコラージュ体験ワークショップは会期中随時開催されており、小さなお子さんから大人まで一緒に可愛い図柄を切って、貼って、オリジナルの作品作りが楽しめます。
2018年8月13日