大磯町において、明治記念大磯邸園の整備を進めており、本年10月23日より区域の一部を公開しています。
明治記念大磯庭園 「明治150年記念公開」
~2018年10月23日から12月24日まで~
2018年11月7日 Itazu
国土交通省では、神奈川県や大磯町と連携し旧伊藤博文邸(滄浪閣)を中心とする歴史的な建物群や緑地を一体的に保存・活用するため、神奈川県中郡大磯町において、明治記念大磯邸園の整備を進めており、本年は、明治改元から満150年にあたることを記念し、本年10月23日より区域の一部を公開しています。
大磯には、1885年健康増進のために日本初となる大磯海水浴場が開設され、保養地や避暑地(避寒地)として人気が高まり、明治期の初代総理大臣伊藤博文をはじめ、山縣有朋、大隈重信、西園寺公望、寺内正毅、原敬、吉田茂の8人の総理経験者の他、陸奥宗光、林 董(ただす)、後藤象二郎などの政治家も大磯に邸宅を構えたため、「政界の奥座敷」と呼ばれていました。(大磯まちづくり会議発行パンフによる)
今回の公開内容は
(1) 庭園観覧:旧大隈重信邸、旧陸奥宗光邸の庭園
(2) 邸宅ガイドツアー:旧大隈重信邸と旧陸奥宗光邸の建物内、旧伊藤博文邸(滄浪閣)の外観 ―(2)は事前申し込みが必要
陸奥邸 扁額が掲げられた玄関
(
旧伊藤博文邸であった旧滄浪閣の前に、明治期の立憲政治や邸宅の人物にゆかりのある資料の展示会場が設置され、見学客でにぎわっています。
展示会場
尚、明治記念大磯邸園の公式サイトはこちら
2018年11月7日