SFC生と創る湘南台『縁会』湘南台駅地下広場で、SFC生と創る湘南台『縁会』という地域交流のイベントが開催されました。
SFC生と創る湘南台『縁会』
2019年3月15日(取材・記事:Tanbakko)
3月9日(土)と10日(日)の両日、湘南台駅地下のイベント広場で、SFC生と創る湘南台『縁会』という地域交流イベントが開催されました。
このイベントは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の学生がそれぞれの研究分野や得意分野を持ち寄り、地域の方々と「学ぶ・遊ぶ」を体験し、「多世代が語り合う場を創り出す」ことを目的として開催されました。
『縁会』というネーミングには、地域の方々と学生たちとの交流に加えて、参加者同士の『縁』を『宴』のように楽しんでほしいという実行委員会の思いが込められています。
会場には学生たちによって数多くのブースが設置され、学生たちが大学で学んでいる知識や技術、研究分野などが体感・体験できるように工夫がこらされていました。いくつかのブースの様子を写真で紹介します。子どもから高齢者まで世代を超えて楽しんでいます。
ものづくりの第一歩が体験できる「手型とり体験会」。ものづくりの素晴らしさや問題解決の方法などが体験できます。
慶應大学看護医療学部のキャンパス裏手にある「看護ビオトープ」での生物調査や管理作業などの活動成果を紹介しています。「看護ビオトープ」のある遠藤笹窪谷は藤沢市内で最も生物多様性の豊かな緑地の一つです。
近年、高齢者の認知症防止に使われるなど、活躍の場を広げているコンピューターゲームやビデオゲーム。「esports」はそのようなゲームを使って対戦するスポーツ競技。サッカーの試合を体験しています。
生活の知恵や心構えがぎっしりと詰め込まれた「健幸かるた」。人生100年時代を健やかに幸せに暮らしていくためのアイディアが楽しく学べます。
食事を通じて子ども達の生活力と自立心を育むことや、地域で子どもを育てる土壌を作っていくことを目的に活動している「みんなの食堂」のブース。
SFC留学生や留学経験のある学生が、異国で生活することの大変さや不便さ(食文化・言語面など)、役に立つ話や思い出に残ったことなどについて語り合いました。
地域づくりについての公開ゼミ。50年後の湘南台を、地域の皆さんや実践者、研究者が一堂に会して一緒に考えました。
様々な分野の学生たちの研究成果や活動内容などがパネル展示されていました。
写真で紹介した以外にも、ヨガの魅力を伝えるブース、映画の上映会、陸上とスキーのチャンピオンが教える体幹トレーニングの体験会、アスリートと一緒に遊ぶリフティングやストリートハンドボール、段ボールを使って遊ぶ「段ボールランド」など、数多くのイベントが行われました。
2日間の来場者数は約1000人。子どもたちから高齢者まで性別や年代を問わずに楽しむことのできた2日間でした。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2019年3月13日