横浜人 ぶらり長後を歩く 私の頭の中にある小田急線急行停車駅はずーっと長後でした。その記憶をたどりながら久しぶりにぶらり歩いて見ました。
横浜人 ぶらり長後を歩く
2019年10月11日 (Guchi)
私の頭の中にある小田急線急行停車駅はずーっと長後でした。しかし今はそれも変わり時の流れにつれてイメージも変わった様なので久しぶりにぶらり歩いてみました。 長後は境川をはさんで横浜市泉区と隣り合わせにあり親しみを感じる。北は綾瀬市と大和市に接し、南北に走る国道467号藤沢街道、並行する小田急江ノ島線。長後は、大山詣での宿場町として栄えました。江戸時代から店や宿が立ち並び、周辺の農村の中心地として栄えてきました。
長後駅は昭和4年4月1日、江ノ島線開通と同時に開業したと聞いています。ずっと以前は駅舎は現在地の東口の場所で「新長後駅」だった。昭和33年から「長後駅」に変更されたそうです。現在はあまり急行電車は停まらないようですが、駅舎及び周辺の光景は30年以上は大きく変わっていない様で 昔の面影が残り懐かしさを感じる。
長後周辺、綾瀬市に向かう道や丘陵地帯には多くの果樹園を見かけた。通りすがりに寄ってみた岸田果樹園http://kishidakajyuen.web.fc2.com/ 果樹園からの取り立てのぶどうを食べてみたが甘く軽い酸味もあり大変美味しかった。 果樹園の方に話を聞くと梨は約6種類、ブドウは約30種類。キウイは5種類ほどのバリエーションで、完熟したものから収穫しているそうです。 我々が訪れた秋には炉端に果物・野菜の直売所を多く見かけました。近郊の果物・野菜は「えのしま・ふじさわポータルサイト」えのぽの 【おいしい藤沢産】に紹介もされている。
境川方面に向かって歩いて行くと七ツ木神社が見える。 祭神は、源頼朝の父、左馬頭義朝。旧七ツ木村の鎮守であり古くは鯖明神社と言われ、明治初年に七ツ木神社と改称されました。境川や引地川流域に点在する「サバ神社」12社の一つです。この社の鳥居は木造で「両部型」と言われる珍しいものです。
長後地区の田んぼでは稲穂がたわわに育ち豊作のようでした。 刈り取った稲穂は自然の太陽と風を利用して乾かす「天日乾燥」で「くい」という直立した棒に、稲穂を外に向けて掛け、木を縦と横に組んでから干します。 のんびりと歩けた1日でした。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。 2019年10月11日